エスパルス研究所

清水エスパルスの躍進と新スタジアム建設に向けた考察

2020年05月

HP-topics

 清水サポ限定、オトナのための社会科見学、シリーズ「神スポンサー探訪」のお時間です。今回は、プレミアムパートナーとしてエスパルスを支えていただいている鈴与マタイ㈱様を取り上げさせていただく。

 というのも、「マタイって、何?」というのが、前から気になっていたのだ。まさか、新約聖書でお馴染みの、あのマタイ?とか思って、どういう事業を手掛けておられるのか、想像がつかなかったのだ。もちろん、調べればすぐ分かることなのだろうが、普段はとりたてて調べるほどではないという(笑)、そういう微妙な謎だった。

 というわけで、神スポンサー探訪の一環として、鈴与マタイさんがどういう会社なのか、改めてチェックさせてもらった。結論から言えば、「創業事業である麻袋(マタイ)の製造販売を経て、重包装用クラフト紙袋を筆頭にあらゆる包装関連商品へと展開した物流・包装資材事業。鋳造材料・金属製品から凍結防止剤、農業用資材などを広く扱う商事事業。そして太陽光発電システムを始めとした環境配慮型商品の販売を行う環境エネルギー事業」。この3事業を手掛けておられるということである。

 ちなみに、1946年の創業時は「新興麻袋」、1967年に「新興マタイ」に変わり、現在の鈴与マタイに変わったのは2016年とごく最近だったようだ。

 なるほど、マタイとは、麻袋を音読みしたものだったのか。我々素人はあさぶくろと読みがちだけど、プロはマタイと読むということのようだ。もちろん、現代は麻袋というよりも、多様な素材の各種包装資材を扱っておられるのだろう。下記の動画で、そのあたりを勉強してみよう。


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 昨日の実行委員会で、Jリーグ再開の日取りが正式に決まった。J1は7月4日だ。これまで、何度か再開日が延期されてきたわけだけど、おそらく今度こそはこの日に本当に再開することになるだろう。ただ、昨日は、再開後の具体的なスケジュール、対戦相手等は発表されず、それらは後日ということになり、その点はちょっと肩透かしだった。

 J1は、6月27日案と7月4日案がせめぎ合い、地域での感染多発により練習休止期間が長引いた首都圏や関西のチームに配慮して、より遅い7月4日になったようである。清水は練習を続けていた期間が他よりも長かったので、サポとしては「1日でも早く再開を」という想いもあるわけだが。結局、プロ野球よりも遅く、ということになってしまった。

 観客については、「7月10日以降から段階的に入れる方針」などと伝えられている。まあ、はっきり言って、再開節は無観客、次節以降観客を入れるなんて方式に実質的意味があるとは思えないが、なにせ自粛警察がはびこる国なので、これはどちらかと言うと、「段階的に、手順を踏んで慎重に再開していますよ」という、パフォーマンス的な意味合いが強そうだ。

 まあ、あとはやってみて、日本に第2波、第3波が到来しないか、チーム内に感染者やクラスターが発生したりしないかというところだろう。

 ちなみに、皆さんすでにお聞き及びと思うが、新型コロナウイルスの感染や重症化を防ぐ上で、結核予防のためのBCG摂取が効いており、それゆえに日本を含むアジア圏や旧社会主義諸国などは死亡率が低いという説がある。下の地図(こちらから拝借)で、被害が甚大な欧米は、日本などとは色が違うことがお分かりいただけるだろう。ブラジル人助っ人を多く抱える清水としては、ブラジルのBCG摂取状況が気になるわけだが、下の地図によれば、ブラジルもタイも、日本と同じA株を摂取しているようだ。まあ、まだ仮説にすぎないが、ちょっと安心した。

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 結果は完敗。ルヴァンカップの5失点に続き、この試合でも川崎相手に3失点を喫した。スルーパスに反応した左シャドーの長谷川に決められた1失点目。バイタルの守備が甘くなったところで、大島にミドルを決められた2失点目。そして、試合終了間際、旗手にプロ初ゴールを許し、3失点目を喫した。何と、得点者は全員、静岡学園出身というオマケ付き。清水としては、またしても攻撃サッカーの完成度の違いを、川崎に見せ付けられる結果となった。

 しかし、完敗だったこの試合にも、ポジティブな要素が、なかったわけではない。昨年までだったら、川崎との対戦では、相手に7割くらいボールを持たれ、ゲームはほぼ清水陣内で続くのが当たり前だった。それがこの試合では、ボール支配率も、陣地も、ほぼ互角だったのだ。決定機を作り、それを決めるという部分で(もちろん、その部分こそが死活的なのだが)、相手の方が一枚上手だったということだ。

 また、クラモフスキー体制になって、当初は70分くらいに選手の足が止まる傾向があったが、シーズンが進むにつれ体力が持ちこたえるようになり、この川崎戦では最後まで運動量が落ちなかった。最後の15分くらいは、逆に清水ペースだった。

 さらに、ブラジル人助っ人たちが、続々と戦線に加わってきたことも、好材料である。2月末に加入したカルリーニョスが、この試合67分から途中出場しJリーグ・デビュー、シュートこそなかったものの、随所にスピードやボールさばきの上手さを見せてくれた。また、今季チーム合流が遅れファンを心配させたエウシーニョも、今季初めてベンチ入り。結局出場はなかったが、清水応援席だけでなく、川崎サポからも大きな拍手を浴びた。腕の怪我で出遅れていたヘナトも、完全合流間近だという。

 目指すべき方向は、確実に見えてきた。今は、産みの苦しみだ。

 第10節を終えた戦績:3勝・2分・5敗 勝ち点11 11得点・17失点(得失点差マイナス6)。13位

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 Jリーグ(およびルヴァンカップ)、再開の見通しが立ち始めたことは喜ばしいけれど、日程や組み合わせ面でかなり変則的になるようで、ヤキモキしている人も多いだろう。こちらの記事からコピらせてもらうが、特に重要なJ1リーグ戦については、

 地域別の「3ブロック」案を検討していたが、ブロック内での試合数を増やすために「東西2ブロック」の修正案が示された。J1は「北海道コンサドーレ札幌、ベガルタ仙台、鹿島アントラーズ、浦和レッズ、柏レイソル、FC東京、川崎フロンターレ、横浜F・マリノス、横浜FC、湘南ベルマーレ」と「清水エスパルス、名古屋グランパス、ガンバ大阪、セレッソ大阪、ヴィッセル神戸、サンフレッチェ広島、サガン鳥栖、大分トリニータ」内で当面のカードを組んでいく方式。

 だという。ルヴァンに関しては、

 J2松本山雅FCが抜けた15チームが近隣同士で5組に分かれ、勝ち上がり5チームとACL出場3チームの計8チームでトーナメントを戦う方式。

 が検討されているようだ。ということは、ルヴァンは名古屋、湘南と同組ということになるのかな。

 いやあ、どうなのかねえ。当初のJ1リーグ戦の3ブロック案については、清水は東海地方・神奈川県という中ブロックの真ん中くらいに位置しており、「これなら、公共交通機関を避けて、なんなら全部チームバスでも移動できるかな」くらいに思っていた。しかし、新しく出てきた全国二分割案で、清水が西ブロックの東端ということになると、移動面でだいぶしんどくなりそうだ。これだと、少なくとも清水にとっては、「ブロック化で移動距離を最小化」という効果がほとんど見込めないことになる。

 そもそも、静岡県が東日本なのか、西日本なのかというのは、永遠の大問題である。ただ、大多数の県民は、大阪とかの西日本よりも、東京を中心とした東日本への帰属意識の方が強いのではないか。それが、今季J1に所属しているチームの顔触れや地理的分布の綾もあり、勝手な都合で清水が西日本に分類されてしまうと、それだけで少々釈然としない。

 太古の昔、大陸系渡来人が西日本から全国に勢力を広げていく過程で、静岡あたりで、大陸系渡来人と縄文人が拮抗し混じり合ったという説もある。その時代から、静岡は東西日本の分水嶺だったわけだ。今日でも、糸魚川静岡構造線が東西の境目という立場もあるし、電源周波数もそれに沿って東西で分かれており、それに従えば清水を西日本の東端とすることには一定の道理もある。まあ、何だか良く分からない話になってしまったが、とにかく、頑張れ清水エスパルス!


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 今回の「神スポンサー探訪」は、クラブパートナーの駿河健康ランド様を取り上げてみたい。

 というのも、駿河健康ランドさんは、新型コロナウイルスの感染拡大防止に協力するため、5月いっぱい、自主的に休業されていた。正式な営業再開日については、今後改めて発表するということだが、おそらく6月に入って営業再開ということになるのではないか。この機会に、サポとしても改めて駿河健康ランドさんに注目し、機会があれば利用して、日頃のエスパルスに対する御恩のお返しをしようじゃありませんか。

 施設の概要や料金などについては公式HPに詳しく出ているので、そちらを参照していただければと思う。清水サポの観点で言えば、後援会の特典として、入館料1,100円(税込)が割引されるということである。また、アイスタで清水の試合がある日には、健康ランドとスタジアム間で送迎バスを出していただけるということなので、県外から来る皆さんは宿泊を検討されてみてはどうだろうか。

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 プロ野球は6月19日の開幕が正式に決まった。Jリーグも5月29日の実行委員会で、再開の具体的な日程が決まるのではないだろうか。

 さて、サッカーの監督には、選手を育てチームを作り上げるという教師的な役目の他に、試合中の駆け引きという勝負師的な役割も求められる。我らがクラモフスキー監督の場合、これまでの印象では、前者のキャラクターに圧倒的に偏重した指導者なのかな、と感じる。こういう監督というのは、ともすれば、チームを作り、試合にベストメンバーを送り出したら、それで監督の仕事は終わりという振る舞いを見せる場合が多い。現に、これまでの試合の様子を見ると、モフ監督は試合中は具体的な指示を出すでもなく、ずっとピッチの様子を眺めているだけで、選手交代も非常に遅かった。どうも、自分の指示や選手交代で試合を動かそう、その部分で相手チームと駆け引きをしようという雰囲気が感じられなかった。

 再開後のJリーグでは、過密日程への対策として、5人までの選手交代が認められるようになる見通しである。ただし、サッカーでは1人選手を交替させるとそれだけで30秒くらいはかかるので、両チーム5人ずつバラバラに代えていたら、それだけで5分くらいのアディショナルタイムが発生してしまう。なので、5人の交代が可能だが、代える機会は3回まで(1回に2枚いっぺんに代えたりして回数を少なくする)という方向のようである。

 さあ、これはチト厄介だ。そもそもモフさんは選手交代で試合を動かすというタイプでなく、新米監督なので経験も少ない。その上に、最大5人までを3回以内で代えるなどという複雑なルールが加わったら、いきなり小学生(おっと失敬)に高次元方程式を解かせるようなものではないか。パニクらないといいが。こういうルールで得をするのは、古狸ネルシーニョとかだろうな(笑)。


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 清水サポ限定、オトナのための社会科見学、シリーズ「神スポンサー探訪」のお時間がやってまいりました。本日取り上げさせていただくのは、プレミアムパートナーの一画、星光社印刷㈱様です。

 普通、一般市民は、印刷会社と接点を持つことは少ないが、我々はそれとは知らぬうちに、すでに星光社印刷さんのお世話になっている。というのも、エスパルスニュース、マッチデープログラムの印刷を担当していただいているからである。未確認だが、恐らくポスターなど、他のエスパ関係の印刷物も、軒並み星光社印刷さんにお願いしているのであろう。

 星光社印刷さんの創業は昭和20年12月というから、終戦の年に設立された老舗だ。元々は音羽町あたりが誕生の地らしいが、現在は駿河区豊田に本社を構えておられる。県内の拠点のほか、東京にも支社があるようだ。

 印刷会社というと、町工場的なものを想像する方もおられるかもしれないが、現代の印刷業はデジタルやネットなどと融合したトータルソリューションに姿を変えており、星光社印刷さんもそうした先端的な分野でも実績を積み上げておられる。その代表的な事例が、「しずおかイーブックス」というサイトである。これは、自治体の発信する情報など、地元静岡の様々な冊子を電子書籍形式で無料で読めるポータルサイトで、星光社印刷さんが運営しておられる。ツイッターフェイスブックページをフォローすれば、最新情報をチェックできる。皆様もぜひどうぞ。

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 清水サポ限定、オトナのための社会科見学、シリーズ「神スポンサー探訪」のお時間です。今回お尋ねするのは、プレミアムパートナーのR&Oリハビリ病院グループ様。医療法人社団アール・アンド・オー様が運営するリハビリ病院のグループということになる。設立は2004年ということで比較的新しく、葵区春日に本部がある。

 具体的には、 エスコートタウン静清静岡リウマチ整形外科リハビリ病院静清リハビリテーション病院駿府の杜クリニック・通所リハビリテーション駿府の杜静岡ホームメディカルケアセンターという事業所を拠点に、医療・介護事業を展開している。

 ちなみに、R&O様は、単に清水のスポンサーを務めていただいているだけでなく(それだけでも有難いが)、医療面でクラブを支えてくださっているということも、特筆すべきだろう。こちらのサイトにその説明があるので、以下引用させていただく。

 医療法人社団アール・アンド・オーは、2017年9月、清水エスパルスのオフィシャルクラブスポンサー契約を締結しました。当医療法人は、エスパルス創設時より、チームドクター(福岡Dr.・長谷川Dr.・土井Dr.)として、チームをサポートしてきました。土井Drにつきましては、現在、当医療法人の静岡リウマチ整形外科にて常勤医師としても勤務しており、R&Oリハビリ病院グループのリハビリスタッフとともに、エスパルス選手をはじめとして、数多くのアスリートの競技復帰をサポートしております。今回より、オフィシャルメディカルスポンサーとして、チーム環境をメディカル面より強力にバックアップさせていただくこと、またサッカーを楽しんでいる人たちも含めて、ケガの予防・啓蒙の一助になりたいと考え、オフィシャルクラブスポンサー契約をさせていただきました。9月9日(土)明治安田生命J1リーグ第25節「ヴァンフォーレ甲府戦」から、トップチーム・ユニフォーム背面(裾)に、「R&Oリハビリ病院グループ」のロゴを掲出させていただいております。今後とも当医療法人は、アスリートはもちろんのこと、すべての皆様に質の高いリハビリ環境を提供し、地域の健康、地域の元気のために、一層の貢献をしていきたいと考えております。

 というわけで、R&Oリハビリ病院グループ様、これからも共に歩んでゆきましょう!

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 清水サポ限定、オトナのための社会科見学、シリーズ「神スポンサー探訪」のお時間がやってまいりました。今回、僭越ながら取り上げさせていただくのは、協和医科器械㈱様。エスパルスのプレミアムパートナであるのはもちろん、「エスパルス福祉基金」にもご協賛いただいており、また試合の際の担架をご提供いただいていることでも、我々サポにお馴染みである。なお、同じく福祉基金、担架にご協賛いただいている㈱オズ様も、協和医科器械様の姉妹会社ということだ。

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 それで、協和医科器械様は、静岡市駿河区池田に本社を置き、静岡県に加え神奈川、山梨、愛知にも展開する地元密着会社である。ただ、今回初めて知ったのだが、協和医科器械様とオズ様は、メディアスホールディングス㈱様という全国的な持ち株会社の傘下に入っているということである。協和医科器械様が1959年創業、メディアスホールディングス様が2009年創業ということであり、前者の方が歴史があるわけだが、おそらくメディアスホールディングス様が束ねる形で全国的な医療・福祉機器企業ネットワークを作り上げ、全体としての企業価値や体力を高めようということだったのだろう。

 協和医科器械様の企業紹介動画のようなものは見付からなかったので、代わりに、メディアスホールディングス様の企業紹介動画を拝見し、勉強させていただこう。


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 鳥栖、仙台に連勝し、五分の星に戻した清水。ホームで憎き浦和を倒し、3連勝、勝ち星先行と行きたかったが、待っていたのは悔しい逆転負け。雨の中、多数詰めかけたホームサポーターを、大いに落胆させた。

 それにしても、清水はなぜ浦和というチームに勝てないのか。今シーズン、浦和は勝ち切れない試合が続いており、この試合まで4試合連続で勝ち星から遠ざかっていた。この試合も、前半から主導権を握ったのは清水の方であり、前半のシュート数は5:1で清水が上回った。後半もその流れは変わらず、55分にフリーキックを奪うと、中村慶太の蹴ったボールをファンソッコがドンピシャヘッドで合わせ、西川周作の守る浦和ゴールに突き刺さった。なお、この試合では、足首の不調を訴えたヴァウドに代わりソッコが先発していた。

 問題はそこからであり、62分、浦和の新戦力・レオナルドのドリブルに対応できず、あっさりと同点ゴールを許す。さらに、85分には、橋岡大樹のクロスを、興梠慎三にヘディングで合わされ、逆転を食らった。特に、興梠がファンソッコのマークを外して決めた得点は、清水サポにとってはまるでデジャブを見るようであり、橋岡のクロスが上がった時点でアイスタに悲鳴が上がるほど、「またやられた」感の強いものだった。浦和は、試合全体でもシュートは5本だけだったが(清水は12本)、それで2点を奪い勝ってしまうとは、何と言う効率の良さか。

 思い起こしてみれば、清水が浦和に勝ったのは、2013年4月が最後。「戦術バレーで勝ち逃げして浦和サポが荒れた試合」と言えば、どんなに昔の話なのかがお分かりいただけるだろう。それ以降の試合でも、清水がリードした場面は、何度もあったのである。しかし、その都度、同点・逆転を許してきた。2018年8月のホーム戦に至っては、3度リードして3度追い付かれるという、ありえない試合を演じたこともあった。そして、今回のホーム戦も、またしても先制点を活かせなかった。

 下の表を見ても、2010年代の半ば以降、浦和に勝てなくなって以降の時期というのは、そのまま清水の暗黒時代と重なっているということが、お分かりいただけるだろう。つまり、浦和を倒さない限り、清水が低迷期を完全に脱して、タイトル争いをすることなど、不可能なのだ。この悔しさを、11月のアウェー戦で、次こそは晴らしてくれ。

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 第9節を終えた戦績:3勝・2分・4敗 勝ち点11 11得点・14失点(得失点差マイナス3)。11位

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 はっきり言って、所長は高校野球にあまり興味がない、というか、むしろあの夏の甲子園というのは苦手である。いや、野球自体は好きだし、若者がひたむきに白球を追うのは素晴らしいと思うのだが、わざとらしく刹那的なドラマに仕立て上げ、しかも大人どもがその利権に群がるという構図が嫌なのである。

 しかし、昨日、明らかになったところによれば、今年は春の甲子園に続いて、夏の甲子園も中止になるのだという。やらせてやれよ。高3の夏は、一生に一度だけじゃないかよ。

 いや、個人的には、高校球児が高3の夏にすべてを賭けて、それが終わったら燃え尽きてしまうというのは、近視眼的すぎると思う。もっと長い目で、競技に取り組んだらどうかと思う。ダルビッシュみたいに、たとえ甲子園の晴れ舞台で負けても、それを自分の競技人生の一過程と捉えて、笑って受け流せる方が、格好良いと思う。しかし、現実には、全国ほとんどの高校球児が、憧れの舞台を目指して、厳しい練習に耐えてきたはずである。その機会を、大人が自分たちの都合で丸ごと奪ってしまうというのは、果たしてどうなのか。

 ということは、なにか? 高野連、朝日新聞、NHKの爺さんたちは、普段は炎天下で若者たちを熱中症の脅威にさらすことはどうとも思わないのに、あるいは過密日程で将来有望な投手の肩・ヒジが壊れようと知ったことじゃないのに、天文学的な低確率にすぎないコロナ感染のリスクにだけは敏感なのか? 要するにアンタたちは、自分たちがコロナ絡みで批判を浴びたくないだけなんじゃないのか?

 夏の甲子園は、球児たちにとって一生一度の夢舞台というイメージが強いのに対し、プロサッカーの場合は、仮に今季が吹き飛んでしまっても、次のシーズンは巡ってくる。しかし、陳腐なことを言うようだが、今シーズンは一度きりだ。清水にとっても、クラモフスキー監督が就任して、チームの大改革に乗り出した、その中でJ1に挑むというのは、今年しかないドキドキだろう。自分の力を試したいとウズウズしているルーキーや、「ラストイヤーかもしれない」と悲壮な覚悟で臨んでいるベテランもいるだろう。サポーターだって、それぞれに特別な思いを胸に、今季の清水を見届けようという覚悟だった。

 幸い、今のところ、Jの2020シーズンは、消えてなくなってしまったわけではない。変則的ながら、まだシーズンは丸々残っている。高校球児たちの無念に思いを馳せ、一年一年が特別なのだという意識を新たにしないといけないだろう。

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 清水サポ限定、オトナのための社会科見学、シリーズ「神スポンサー探訪」のお時間です。今回は㈱エス・トラスト様を取り上げさせていただく。

 エスパルスのオフィシャルトップパートナー、オフィシャルパートナーのうち、PUMAさんと、JALさんは、今さら説明の必要もなく、当S研の手に余るほどビッグな存在なので、割愛させていただく。すると、オフィシャルトップパートナー、オフィシャルパートナーの中で、最後に残ったのが、エス・トラスト様になってしまった。まあ、しかし、そこは英語で言うところの、last but not the leastということで、ご容赦いただきたい。

 エス・トラスト様の紹介が後回しになってしまったのは、大変申し訳ないことに、どのような業種の会社なのか存じ上げず、無意識のうちに敷居の高さを感じていたからなのだと思う。ただ、所長だけでなく、清水サポの中でも、「エス・トラストさんって、どんな会社?」と思っている方は、結構いるのではないか。この機会に、しっかり学ばせていただこう。

 HPによれば、事業内容は、「OA機器、保険、ホームページ制作運営、携帯電話・エアコン・LEDの販売、防犯カメラ・新電力サービス・ウォーターサーバー、ASKUL 正規販売取扱店」とある。要するに、オフィスを総合的にサポートしてくれる会社ということなのだろう。本社は静岡市駿河区で、静岡県と山梨県を商圏としておられるようだ。設立は2011年と比較的新しい。

 エス・トラスト様の動画を拝見したところ、事業そのものの紹介よりも、経営理念や人材面での内容が多いと感じた。以下の動画では、代表取締役の磯部誠様が、必要とする人材、地域密着の理念などについて語っておられる。

 おそらく、社長さんのリーダーシップが牽引する形の会社さんだと思われ、社長さん自身、エスパルスのファンで、それでスポンサーにもなっていただいているのではないかなどと想像する。S-TRUSTという会社名自体が、エスパルスに寄せているのではないかという気も(笑)。以下のCMは、2019年静岡県CMグランプリで最優秀賞を受賞したとのことだ。これからも、よろしくお願いします!

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 昨日、清水は無事に練習再開したようだ。ところで、こちらの記事を読んで初めて気づいたが、清水が練習休止に入ったのは4月15日だったということであり、ということは、1ヵ月強もお休みだったわけか。清水はJ1の中では一番ギリギリまで練習を続けたという印象があったので、まさか練習休止が1ヵ月強にも及んでいたとは思わなかった。

 2020シーズンの開幕に当たっては、「シーズンオフの期間が短すぎる」ということが、大問題になっていた。特に、鹿島あたりは、元日の天皇杯決勝から、ACLプレーオフまでが間もなく、しかもフル代表・年代別代表に絡んでいる選手もおり、満足に休みが取れないということが指摘されていた。鹿島がここ何年か、シーズン終盤に息切れしてタイトルを逃し続けてきた原因も、勤続疲労にある、なんてことも言われた。

 ところが、思わぬコロナ中断で、割と練習継続にこだわった清水ですら、1ヵ月強のお休みが生じたわけである。他のクラブは、総じてもっと長い休みになっていることだろう。選手たちのサッカー人生の中でも、そう何度もあるわけではない特殊な状況だ。

 まあ、その代り、いったん試合が再開すれば、そこからは怒涛のような過密日程になるというのが、今季の恐ろしいところである。

 ……お気付きのとおり、何もネタがなく、つらつらと無駄話をしただけである。まあ、ネタ枯れの中でも、毎日の更新は続けているということだけでも、ご容赦いただければと(笑)。


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 先日あったアンケートに続いて、今般クラブから再び、「エスパルス後援会/シーズンシートに関するアンケート」の実施が案内された。

 前回のアンケート、集計結果や意見などをまとめて、事後にちゃんと情報として発信されたことは、評価できる。今の社長は、顧客満足にこだわる人なので、すべて実現するかどうかは別として、サポーターの意見はちゃんと汲んでくれると思う。というわけで、皆さんも、ぜひアンケートに協力してください。

 ちなみに、最後に、「 その他『シーズンシート』に関するご意見・ご感想、改善策等がございましたら、ご記入ください」という設問があったので、所長は、「自分にとってのシーズンシートは、今あるスペクタクルに対する対価というよりも、未来への先行投資。なので、自分が満足するかどうかは、その未来への投資が実るかということに尽きる」と答えておいた。


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 昨日、清水が、トップチームのトレーニング再開(18日より)を発表した。海の向こうでは、ドイツ・ブンデスリーガがリーグ戦再開。いよいよ、Jリーグも再開に向けた足音が聞こえてきたか?

 今般の清水の決定は、政府による緊急事態宣言の対象から、静岡県が外れたことが、根拠になっている。そもそも、緊急事態宣言が出ているからチームが練習を止めるべきであり、撤回されたから練習を再開しても大丈夫などという合理的な理由はない。しかし、悪しき村八分文化の日本では、合理性があるかないかにかかわりなく、周りに合わせていないと批判を浴びたりするので、政府のお墨付きを基準にせざるをえず、清水がこの間トレーニングを中止していたのも、やむをえないものではあった。

 しかし、この間、選手たちは、自宅の狭い庭や公園などで、苦心して体を動かしていたようである。当然、トレーニングの内容、強度には限界があり、ストレスも溜め込んでいただろう。その点、三保であれば、広いグランドで、思いっ切り体を動かせ、ボールも使え、仲間とも刺激し合える。現時点でまだ、具体的なリーグ戦再開の日取りが不明なのが辛いところだが、近くそれも発表されるはずである。我々も、「その日」を楽しみに、引き続き感染拡大防止に協力しようではないか。

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 清水サポ限定、オトナのための社会科見学、シリーズ「神スポンサー探訪」今回は、オフィシャルパートナーのエスエスケイフーズ㈱様を取り上げさせていただく。

 正直に白状すれば、個人的に「SSK=缶詰」というイメージを抱いていた。これまた、確か小学校時代に課外授業で缶詰工場を見学させていただいた記憶があるので、そのイメージが抜けなかった。しかし、缶詰事業は、エスエスケイの名の元になった清水食品㈱様の仕事であり、エスエスケイフーズ㈱様は1978年にそこから分社化されて、マヨネーズやドレッシングを専門に製造販売されているということなんですね。清水食品㈱、エスエスケイフーズ㈱ともに、鈴与グループに属す食品会社で、SSKというブランドを共有しているとはいえ、別会社なんですねえ。もちろん、アイスタのビジョンでもよく流れるCMから、エスエスケイフーズ様がマヨ・ドレ推しの会社であることは知っていたけれど、缶詰等と別会社になっているというのは、恥ずかしながら初めて知った次第。不勉強のほど、お詫び申し上げます。

 日本でチューブ入りマヨネーズを初めて作ったのは、エスエスケイさんだったということであり、以下のようなCMがあった。

 せっかくだから、ドレッシングのCMも拝見しよう。

 というわけで、日頃エスパルスはエスエスケイフーズ様にお世話になっているわけだが、スポンサー様たちの中でも一番、サポーターが商品を買って恩返ししやすいのがエスエスケイフーズ様ではないか。サポ諸君、マヨ・ドレを買う時には、エスエスケイフーズ様一択で!


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 今ではキャスターとして知られる永島昭浩氏。若い清水サポの皆さんは、彼がエスパルスの一員として戦った一時代があったというイメージが湧かないかもしれない。元々彼はガンバのスター選手だったわけだが、清水がくどいて、Jリーグ2年目は清水に所属したのだった。

 その永島氏のインタビューが、こちらに掲載されている。かつての在籍選手が、清水のことをどう言っているかは気になるところだが、基本的に好意的な内容で、安堵した。以下のような発言が注目される。

 Jリーグが開幕した時には、その後まさか自分がガンバから移籍するなんて、思ってもみませんでした。ただ、エスパルスが熱心に誘ってくれて、自分もまだ若かったので、新たな挑戦のほうに魅力を感じました。いま振り返ると、カズ(三浦知良)と一緒に露出をして、Jリーグを盛り上げていく立場だったので、リーグ全体のことを考えていれば、移籍はしなかったかもしれません。自分の事だけを考えて決断してしまい、若気の至りでした。

 ガンバからエスパルスに移籍する時、実は当時のエスパルスの社長が大阪まで来ていただき、『いまの年俸の2倍を出す』と言ってくれたんです。ただ、『お金で移籍した』と言われるには嫌でしたし、自分の生き方としも違うと思ったので、『ガンバと同じで構わない』とお断りしました。

 (清水から神戸へのの移籍に関しては)ヴィッセルは95年の1月に発足したんですが、実はそれに合わせてオファーをいただいていたんです。新しいチームを作りたいので力を貸してほしいと。故郷の神戸のチームだったので、個人的には前向きだったのですが、エスパルスはJFLのチームに出すわけにはいかないということで、一度お断りしたんです。ただその後、ヴィッセルの始動日でもあった1月17日に阪神大震災が起きた。僕の実家も全壊しました。幸い両親は無事だったんですが、ボランティアなどを経験する中で、自分は他に何が出来るんだろうとずっと考えていました。エスパルスでの2年目がスタートしていたんですが、ヴィッセルはスポンサーのダイエーが撤退し、どうなるのだろうと気になっていました。それでも、Jリーグ入りを目指して頑張るという話を聞いて、ヴィッセル関係者の覚悟を感じました。そして、再度オファーをいただき、エスパルスも『永島の意志に任せる』と言ってくれたので、移籍を決断しました。

 なるほどねえ。Jリーグが開幕して、選手の年俸が高騰し、その中で清水も無理をして戦力を拡大して、それが後に経営危機に繋がるわけだけど、永島氏の証言は(本人は2倍の年俸は辞退したそうだけど)当時の雰囲気を伝える非常に生々しいものだ。

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 雲一つない快晴に包まれたIAIスタジアム。もちろん、ホームサポーターが望むのは、勝ち点3だけだ。ここまで清水は、ルヴァンカップを含めて、ホームで勝ち無し。今季まだ一度も、ホームで勝ちロコを踊れていないのだ。今日の相手・仙台は、先々、残留争いのライバルとなる可能性もある相手だけに、今日こそは何としてもホーム初勝利を掴みたいところである。

 一方、仙台を率いるのが、清水とも縁のある木山隆之新監督。強固な守備ブロックを軸としたチーム作りは、渡邉晋前監督と似通っているものの、戦術の微妙な違いに選手が戸惑っていること、新戦力がフィットしていないこと、そして怪我人が出ていることで、チーム状態は上がっていなかった。第7節まで終了して、4分・3敗でまだ勝ち無し。違いを生み出せるタレントと期待して獲得したクエンカが長期離脱したことにより、攻撃の形が作れず、守備で粘って引き分けに持ち込むのがやっとという苦しい戦いが続いていた。しかも、前節の湘南戦で、守備の要シマオ・マテがイエロー2枚で退場となり、この清水戦を欠場するというのも痛手だ。この日は、シマオ・マテの代役として、経験豊富な金正也がCBのスタメンに名を連ねた。

 試合が始まると、この日も仙台は後ろに重心を置いた慎重な入りであり、序盤から清水が押し込んだ。しかし、やはり不動のCBシマオ・マテの欠場は影響が顕著で、仙台の守備にいつもの強度が見られず、ズルズル下がるだけとなる。ゴール前の混戦から、何度か清水の決定機があったが、仙台GBヤクブ・スウォビィクのファインセーブが続き、かろうじて持ち堪える。しかし、31分、ついに清水が先制する。引きすぎた相手にはミドルシュートとの定石通り、西澤健太が左45度から放ったシュートがスウォビィクの指先をかすめ、ゴールに吸い込まれた。

 さらに36分、仙台をアクシデントが襲う。身を挺して仙台のゴールを守っていた平岡康裕が、シュートブロックに行った際に、足首をひねってしまったのだ。苦悶の表情を浮かべ、担架で運び出される平岡。これには清水サポも、我が子の安否を気遣うように、心配そうな表情を浮かべた。清水在籍時から、「毎試合、担架に乗る男」と呼ばれ、当時はしばらくするとピッチに戻るのが常だったが、木山監督は平岡の状態を見て、すぐに交代を決断する。ボランチを務めていた吉野恭平が最終ラインに入り、金正也とCBコンビを組むこととなった。この2人が試合で組むのは初めてであり、これ以降、仙台の守備は見るからに混乱するようになった。

 後半も、清水は主導権を離さない。金子のクロスから、ティーラシンが頭で決めて、リードを2点に広げる。さらに、終盤相手が前掛かりになったところ、カウンターから途中出場の滝が抜け出して、GKの股を抜く技ありシュートを決め、リードを3点に広げた。最後まで仙台にはチャンスらしいチャンスを作らせず、試合はそのまま3:0で終了。

 かくして、クラモフスキー清水にとっては、初めて内容・結果ともに伴う、完勝となった。しかし、半分は仙台側の不振・不運に助けられたものだったことは、認めなければならない。ともあれ、新生清水にとっては、大いに手応えを掴んだ、ホーム初勝利。西日の中、今季初めての勝ちロコに、サポーターの笑顔がはじける。ただ、照れ屋のクラモフスキー監督は、勝ちロコの列に加わることは固辞したのだった。

 第8節を終えた戦績:3勝・2分・3敗 勝ち点11 10得点・12失点(得失点差マイナス2)。11位


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 試合がないものだから、メディアでは歴史振り返り企画が盛んだが、その中でも、「Jリーグ歴代ガッカリ外国人の系譜」といったものが目立つ。ちょっと検索しただけでも、こちらこちらこちらなど3つも目に付いた。

 まあ、だいたい大失敗するパターンというのは決まっていて、盛りを過ぎた元ナントカ代表のアタッカーみたいのが鳴り物入りで加入すると、ガッカリへの一直線という感じである。Jリーグは、初年度のリネカーで失敗したにもかかわらず、いまだにトーレスで同じ過ちを犯しており、学習能力がないのかと言いたくなる。ごく稀に、エムボマとかフッキとか、属人的能力だけで活躍できるアタッカーもいるが、それらは元スーパースターではなく、むしろ今が伸び盛りという選手たちである。

 元スーパースターに個の力だけで得点量産を期待するのは間違っている一方、スーパースター系でも上手く行くのは、イニエスタみたいに周りを活かしてチーム全体を活性化させられるタイプ(その結果ビジャも活きた)、ジーコみたいにクラブの文化や伝統そのものを作り上げるタイプ、ドゥンガのようにチームに闘志や規律を吹き込めるタイプなど、要するに組織体としてのクラブ・チームを変えられるタイプである。

 かく言う清水も、もちろん、外国人の当たり・外れは、色々あった。オールドファンは、「オリバが最強だった」というようなことをおっしゃる方が多いが、当時はスカパーの中継もなかったし、個人的にあまりプレーを見れておらず、オリバ=最強というイメージはない。やはり、間近で見たドウグラスが別格だったと感じる。

 最大のガッカリは、これも自分の観た範囲内ということになるが(なのでマッサーロは除外)、やはりユングベリかな。プレーそのものが悪かったわけではないけど、何せすぐにケガをして、とっとといなくなってしまったから。清水の経営規模からしても、もう鳴り物入りの元ナンチャラ代表スーパースターは御免被りたいという気がしている。


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 一応、YouTubeチャンネルもあるので、何かネタに使える動画はないかと、過去のアーカイブを見直しているのだけれど、個人的に静止画の写真ばかり撮っており、動画はほとんどないということが判明した。こんなことなら、もっと動画を撮っておけばよかったと、後悔しているところである。

 使えるものがほとんどない中で、昨年の天皇杯2回戦のAC長野パルセイロ戦は、ちょっと動画があったので、これをお目にかける。なかなか点が入らず、アディショナルタイムの河井の得点でようやく勝った試合だ。はっきり言って凡戦だが、逆にこういう試合をYouTubeに上げる人もいないと思うので、むしろ貴重か。それに、「ゴール! ゴール!」という声は良く録れており迫力があるので、皆様の欲求不満を満たす多少のお手伝いはできるかと。

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