エスパルス研究所

清水エスパルスの躍進と新スタジアム建設に向けた考察

2020年03月

 皆さんご存じのとおり、ヴィッセル神戸の酒井高徳選手が新型コロナウイルスで陽性ということである。感染した経緯は今のところ発表されていないが、高徳個人を責めてもしょうがないだろう。注意していても、運が悪ければ、感染するものは、してしまう。早く元気になるよう、我々も祈ろうではないか。

 ただ、それにしても、J1の再開にとっては、痛い知らせだ。神戸はしばらくオフの予定だったようだが、チームから感染者が出たということで、当面、選手・スタッフが自宅待機ということになるかもしれないし、もしも高徳が最近の練習試合に出場していたら、相手チームも対策をとらなければいけないかもしれない。クラスターなどということになったら、5月9日のJ1再開は、かなり遠のくことになるだろう。

 まあ、仮に高徳の感染がなかったとしても、今の日本の空気感から言うと、4月からJ3、2、1とリーグ戦を順次再開していくというのは、かなり無理筋だったという気もする。それにしても、注目度の高い神戸で、W杯戦士の高徳が感染となると、やはりインパクトは大きいな。

 マジで今年は、静岡県のJリーグ4チームで、静岡リーグでも開催かな。

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 磐田とのTM、事前の報道では、立田が同年代ライバルの小川航基を止めることに意欲、みたいな記事があったが、実際には立田はあえなく主力のAチームから外れ、小川とのマッチアップはならなかった。もちろん、3バックと4バックの兼ね合いもあるし、ヴァウドが欠場したことなど、流動的な要素もあるが、要するに立田が序列を落とし、現時点では岡崎マコの方がAチームの先発メンバーに近いということだろうか。今回のTMで、マコのパフォーマンスも決して合格点ではなかったが、後から登場した立田がそれ以上にバタバタしていたことを思うと、立田の立ち位置は決して安泰ではなさそうだ。まあ、ただ、CBの出来が全般に悪く、むしろ本職でない西村が一番頼り甲斐があった感もあり、ディフェンスラインの人選にはまだまだ頭を痛めそうだ。

 序列の変化と言えば、金子のポジションが決して安泰でないという気がする。金子が運動量、守備の献身性、バランスをとることに長けているといった長所があることは周知のとおりだが、今回のTMでも見受けられたように、このサッカーで右ワイドを任せるにはスピードが欠如しており、残念ながら現状では、金子のところから何かが生まれるという期待感が低い。その点、決して点をとったから言うわけではないが、川本梨誉の方が、まだ粗削りとはいえ、武器になりうる。いみじくも先日、「新人FW川本梨誉にクラモフスキー監督、昨季MVP&得点王仲川輝人のようになれ」という記事が出て、指揮官も梨誉の突破力に期待していることが裏付けられた。案外、早い時期に梨誉が金子の地位を脅かすことになるかもしれない。


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 世界の一部の国では都市封鎖といった事態となり、サッカーをプレーすることなどとても無理という国も多いなかで、今のところJリーグに感染者はおらず、無観客のトレーニングマッチなら可能というのは、恵まれている方である。しかも、やりがいのある対戦相手とのマッチメークで、それがDAZN中継もされた。オマケに、1日に見た清水のゴールとしては、過去最多ではないかと思える、11もの得点を拝むことができ、1本目も2本目も勝つことができた。コロナ渦の世界の中で、清水サポだけが幸福に浴したような、そんな土曜日だった。

 と、そんな思いを噛み締めつつも、冷静に試合内容を振り返ってみれば、モフ清水のチーム作りは道半ばと言おうか、マコが言っていたように完成度2割と言おうか。1本目は内容では完敗だったし、2本目は圧勝したものの、敵のBチームの力不足に助けられただけの話である。2本目は娯楽としては楽しかったし、若手が結果を出したのも良かったけれど、何の参考にもならない。

 なぜか、突然始まった3バックの試み。もちろん、公式戦2試合で大量失点し、超攻撃的な割には1点ずつしかとれていなかったわけだから、新システムを試すことは理解できる。ただ、この間、我々にはチーム作りの過程が見えていないものだから、意図が良く分からない。3バックを始めたのはここ1週間くらいの話らしいが、公式戦もやっていないのに、練習だけが続く日常の中で唐突に新システムが導入されたというところに、つい戸惑ってしまう。

 で、結論から言えば、3バックが上手く機能していた印象はなく、センターバック(特にマコ)がボールホルダーに食いつきすぎて最終ラインのバランスが崩れたり、ディフェンスラインが揃わずに裏をとられたりといったことが続いて、それほど強力とも思えない磐田攻撃陣相手に何度も大ピンチを迎えた。これがJ1の強豪相手だったら、普通に虐殺コースだろう。

 スリーバックの顔触れも、かなり斬新だったし。システム、メンバー、これからどうしていくのか。そう簡単に、「早くリーグ戦再開してほしい」とも言えない状況である。


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 本日は、運命のダービーマッチ。思い起こしてみれば、昨年秋、磐田にあんな負け方さえしなければ、清水はもっと余裕をもって残留でき、なんなら、そこから1桁順位を目指すくらいもできたはずなのである。選手たち、悔しくないのか? 「悔しいです。」 そうだよな、悔しいよな。ならば、本日のTM、全力で勝ちに行こう。

 というわけで、本日は、ブログ自体は軽めにしておく。先日は1月25日の必勝祈願におけるクラモフスキー監督のスピーチをお目にかけたが、今回は、新社長と新監督による初めての共同作業の様子を。

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 当ブログでも、練習試合のDAZN中継をしつこく求めていた甲斐があった。28日の磐田との練習試合、最初の90分はDAZNで、残りの90分は清水のインスタと磐田のYouTubeで中継されることが決まった。実現に尽力してくれた関係者に、心から感謝したい。自分がスタジアムに行くわけでもないのに、思わず久し振りに、週末のお天気をチェックしたりもした(残念ながら土曜日の天気はそれほど良くないようだが)。

 確かに、手探りでチーム作りを進める我が軍にとって、膨大な準備期間が発生したことは、有難い。しかし、思うに、日常的なチーム練習をいくら重ねても、モフサッカーは完成しないと思う。やはり、対外試合という実戦で、試行錯誤をしてこそ、目指すサッカーを作り上げられると思うのだ。限りなく公式戦に近いゲーム形式ほど、その効果があるはずであり、藤枝さんとのユルい感じのお手合わせよりは、否が応でもテンションが上がる磐田との対戦こそ(そして、DAZN中継というオマケまで付いて)、今の我が軍にとって貴重な実戦の機会になるはずである。

 怪我だけは気を付けてもらうとして、あとは真剣勝負で、勝ち負けにこだわってやってほしい。

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 昨日、J1の再開は5月9日からを目指すと、発表になった。まあ、この再開の時期自体は、想定の範囲内であり、許容範囲内だとも思う。

 問題は、当面の間、遠隔地からの来訪は避ける(≒アウェー参戦は自粛)ということと、観客もフルで入れるのではなく、前後左右は隣り合わないようにするということであり、要するに半分しか収容できないという点である。もちろん、何とか再開にこぎ着けようと、Jリーグが懸命に考えたギリギリの妥協案なのだとは思うが。。。

 ただ、誰しも疑問に思うのは、年間シートのオーナー、特に指定席のオーナーについてはどうするのだろうかということである。自分の知る限り、アイスタの場合、SSとかSとかは、かなりの比率で年間シートであり、その扱いをどうするのか。既存の席種・座席を基本にしつつ、少しずつずらしていくのだろうか? それとも、「今日は奇数席が有資格。次回の試合は偶数席が有資格」といった感じで、間隔を空けるのか? そうなると、せっかくシーズンシートを持っていても、全試合参加できるとは限らないということになってしまう。

 まあ、これだけの国難で、Jリーグも懸命に考えた妥協案なのだろうから、方針が出れば、それに従うしかあるまい。もっと重大な問題は、本当に5月9日の再開が可能なのかという点なのではないか。昨日、Jリーグの日程変更発表と同日に、東京都で感染爆発の危機が迫っているとして、都民には週末の自宅待機が要請された。次の週末でそれが終わればいいが、状況がさらに悪化して、東京都および首都圏が封鎖などということになったら、当然Jリーグ再開などはさらに先送りされるだろう。日本のコロナとの戦いは、ついに首都決戦の時が来たわけで、5月9日に清水の試合が観られるかも、その帰趨にかかっていると言えそうである。

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 せっかくYouTubeチャンネルを開設したので、今日も1本。J1第1節、FC東京戦の、試合前のウォーミングアップの様子。短くて恐縮だが、選手のアップそのものというよりも、背景で鳴り響く応援の声に、心が震える。

 当たり前だと思っていた、この試合と応援の日常が奪われてから、早1ヵ月が経過した。本日、Jリーグは今後の日程に関する当面の方針を発表するだろう。再開が4月上旬というのは夢のまた夢で、中旬も難易度が高そう。ゴールデンウィークくらいの再開なら、御の字だろうか。

 

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 Jリーグもいつ再開するか、分かったものではないので、しばらく動画でしのごうかと思い、YouTubeに「S研チャンネル」を開設した。

 第一弾として、1月25日の清水魚町稲荷神社での必勝祈願におけるクラモフスキー監督のスピーチを(エスパルスの公式で既出だとは思うが)。正直言えば、最初はどこの馬の骨か、くらいに色眼鏡で見ていた。しかし、このスピーチを聞いて、この監督を信じ、ついていこうと思ったのだった。ピーター監督の指揮するチームが栄冠を掴んだ時に、「ああ、あの時が出発点だったんだな」と振り返る、そんな時が来てほしいものである。

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 アイスタは、山の上にあるから、スタジアム自体の周りに飲食店がないのは、やむをえない。しかし、山から下りて、麓の街、市民病院通りの界隈を散策しても、飲食店は非常に限定的である。

 スタジアムから比較的近くて、行こうという気になれるのは、マルキン・ラーメンさんくらいかな。こってりした食べ応えのあるラーメンが楽しめる。

 どことは言わないけど、この間、市民病院通りで、チト酷い店に当たってしまった。外観は良さげだったのだけど、「レストラン」と掲げていながら、ランチの食べ物が1種類しかない。まあ、「牛肉の和風パスタ」というメニュー名からして、ちょっと美味そうな感じがしたので、それをオーダーしてみたところ、出てきたのは、どう見ても、茹でパスタに、レトルトの牛丼をぶっかけただけの代物。味もそのまんまであり、うーむ、あれは酷かった。

 あと、アイスタ周辺の食べ物にまつわることで、最近の悲劇と言えば、食鮮館タイヨー日立店さんの近くにあった「からあげ大ちゃん清水・日立店」がなくなってしまったことだ。調べてみたところ、今年の2月に閉店し、だいぶ離れた月見町1-17というところでリニューアルオープンしたらしい。スタジアムの徒歩圏内という感じではなくなっちゃったなあ。ていうか、ここチェーン店だったのか、知らなかった。

 スタジアムで試合だけ見て帰る人(食べるにしてもスタグルだけという人)にはあんまり関係ないかもしれないけど、こんな具合に、どうもアイスタの周辺は、食べ物に恵まれていないのだ。

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 中断期間中の、数ある練習試合の中で、昨日の鹿島VS札幌だけが、なぜかDAZNの本格中継という厚遇を受けた。

 先日の清水VS藤枝をインスタライブで中継してくれたのは、そりゃ何もないよりは良かったが、インスタというフォーマットが微妙だったし、しかも画像はスマホカメラで撮影されたものだったということで、満足度は低かった。こちとら、中断期間中もDAZNの料金を払い続けているわけであり、Jリーグの中断もあと1ヵ月くらいは続きそうなので、むろん当事者となるクラブの了解を得た上で、DAZNは練習試合を基本的に配信してもらえないだろうか。

 我々の当面の関心は、3月28日の清水VS磐田である。その時点では、Jリーグの再開がもっと先だと発表されている公算が大きい。まだしばらく公式戦が始まらないのに、情報を隠しても仕方ないのではないか。DAZNがやってくれないなら、地上波ローカルで放送して、サッカーバカ県の矜持を見せたらどうか。「練習試合なのに、絶対に負けられないダービー」とか煽れば、結構数字とれるのではないかという気がする。

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yosou

 本来であれば開幕前にやるべきだったのだが、バタバタしていて、できなかった。しかし、思わぬ中断が生じたので、その間のネタとしては、丁度良かったかもしれない。今年も「評論家リーグ」を開幕するにあたり、まずは先生方の順位予想を整理しておきたいと思う。

 なお、評論家リーグの趣旨とレギュレーションについては以前説明したので、そちらを参照していただきたい。まあ、今年の場合は、思いっ切り変則的な日程とレギュレーションになってしまい(それとてまだ確定もしていない)、それによる順位への影響も当然あるだろうし、騒動が起きる前に予想をした先生方には気の毒ではあるが、犬に噛まれたと思って諦めてもらうしかない。

 さて、評論家リーグは例年、サッカーリーグと同じように、18人、または20人で開催しているのだが、とりあえず今回、目に留まった先生の予想を集めてみたら、28人になってしまった。それに、所長の願望+予想を加えて(笑)、清水の順位が上の順に並べたのが、上表である(見づらかったら拡大表示してください)。リーグ戦にするためには、最大でも20人に絞らなければならないのだが、さてどうしたものだろうか。今年は、J2と同じように、22人エントリーしようかな。

 それにしても、改めてこうやって見てみると、清水は先生方からまったく評価されていないことが分かる。清水については全員がBクラス、2桁順位を予想しており、14~16位くらいの予想に集中していることが分かる。

 まあ、昨年までの前科を考えれば、下位予想されても、やむをえない。自分たちの力で、これを覆すしかないのだ。

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 いやはや、皆さん報道でご存知のはずなので、詳細は省かせていただくが、前代未聞の事態となった。今季、モフサッカーで当たって砕けて、玉砕、降格という恐れは否定できないと思っていた。そのリスクもいとわず、我々は前に進むのだと、悲壮な決意を固めたつもりだった。それが、「降格は無しよ」とは、安堵したような、拍子抜けしたような。。。何とも不思議な気分である。

 しかし、個人的に、現在明らかになっている方式には、疑問を感じる。確率は低まっているとは思うが、まだ4月上旬にリーグ戦を再開する可能性はかすかに残っている。まあ、現実的には、早くてゴールデンウィークくらいの再開になるのかもしれないが、Jリーグ再開がそこまでずれ込むということは、それこそオリンピックなんか絶対不可能なわけで、オリンピックが飛ぶとすれば、Jリーグは7月、8月を丸々使えることになる。そうなれば、J1は全節、ちゃんと観客を入れて、フルで開催できるのではないかと思うのだ。今の時点で、いびつなシーズンで不公平が生じるから降格は無しと、早計に決めなくてもいいような気がするのだが。

 正直言えば、個人的には、J1は20チームにしてほしいと前から思っていた。なので、来季20チームになることについては、むしろ歓迎である。問題は、来季は4チームも降格になり、また18チームに戻るとされていることである。リーグの伝統と格式というのは、継続性によって担保されるわけで、4チームも降格するような変なシーズンを作ってしまったり、年によってチームが増えたり減ったりしたら、リーグの価値が損なわれる。来季20チームにするなら、恒久的にそうしてほしい。西欧の一流リーグは20チームのところが多い。J1が、この苦境を奇貨として、逆に20チームに拡大・発展を遂げるというなら素晴らしいことだと思うが、一時しのぎのためにチーム数をいじるというのは賛成しかねる。

 ところで、東京五輪が延期になって来年開催される可能性は結構高く、そうなると来年J1は、また7月、8月を五輪のために空けた上で、38試合も戦わなければならなくなる。そのあたり、どうするつもりなのだろうか。

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 昨年の清水のサッカーは、ブサイクなイモムシのようなものだった。それを、今年は美しい蝶のようなチームに作り変えようとしている。ということは、今現在の清水の姿は、「さなぎ」のようなものだろうか。まだ美しい蝶の姿は見えないけれど、その内部では体が変化している、まさにその最中なのだろうか。

 しかし、「さなぎ」というのは、無防備な状態であり、外敵の餌食になりやすい。清水にしたって、もしも脱皮できず、今のような中途半端なナンチャッテポゼションサッカーを続けていたら、J1の猛者たちの格好の餌食である。もちろん個人的には今のチーム作りの方向性を支持するが、脱皮を急がないと待っているのは地獄だという危機感は持っていた方がいい。

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 日本サッカー協会の田嶋会長が新コロ陽性って、ますますJリーグの再開を遅らせそうな悪い知らせだな。まあ、原罪を背負ったあの人は別として、協会やJリーグ事務局内に他に感染者が出ないことを祈るばかりだ。

 さて、インスタライブで拝見した、藤枝MYFCとの練習試合。とにもかくにも、久し振りに選手が試合している姿を見られたのは嬉しかったけれど、正直言えば、まず視聴環境の厳しさで、大きなストレスを感じた。個人的には、会社のパソコンで観ようと思ってたのだけれど(いくらなんでもスマホの小画面では厳しい)、これまでPCでインスタライブを利用したことがなくて、勝手が分からなかった。インスタに登録しており、清水公式をフォローしていれば簡単に観られるとタカをくくっていたのだが、PCでは何やらプラグインみたいのを利用しないとインスタライブは利用できないようだ。慌ててその処理をしたのだけれど、今度は画面がタテ方向になってしまい、PCのディスプレイ設定で画面を90度回転させたりして、10分くらい遅れてようやく視聴にこぎ着けたのだった。うーん、選手が誰なのか、分からない。誰もが思うことだろうけど、どうせならYouTubeにしてほしかったなあ。

 まあ、せっかく良かれと思ってやってくれたインスタライブなので、これ以上文句は言うまい。問題は、試合内容である。人数をかけてしっかり守る藤枝相手に、70%くらい支配はするものの、ほとんど見せ場を作れなかった。カウンター型のチームがポゼション型に転換する時に起こりがちだが、昨日の清水はボールを持って繋ぐことが自己目的と化し、ゴールから逆算したようなプレーはほとんど見られなかった。時々、良さげなサイドチェンジや縦パスが入っても、それ以上は何も起こらないという感じで。逆に、藤枝がたまにボールを奪うと、清水側は守備の人数が足りなかったり、戻りながらのバタバタ守備になったりで、結構な確率でヤバいピンチになる。先方に決定力のあるFWがいたら、何発か食らっていただろう。

 45分×4本くらいやるのかと思ってたら、2本であっさり終了。前半がAチーム、後半がBチームと思われるが、ほぼチャンスシーンがなかったBチームだけでなく、可能性のほとんどないシュートが2~3本だけだったAチームの沈滞振りも心配になった。

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 言うまでもなく、オリンピックの男子サッカーは、オーバーエージを除いて、23歳以下の選手に出場資格がある。東京オリンピックの場合、具体的には、1997年1月1日以降に生まれた選手ということになる。

 素朴な疑問だが、もしもコロナ問題で東京五輪が延期されたら、その年齢制限はどうなるのだろうか? たとえば、2021年開催になったら、23歳以下という縛りを優先して、1998年1月1日以降の生まれということになるのだろうか。それとも、この1年で年齢オーバーしてしまう選手を排除してしまうのは忍びないから、今回だけは特例で24歳以下、1997年1月1日以降生まれで変わらず、ということになるのだろうか。

 また、仮に延期されるにしても、半年とか、1年とか、2年とか、色んな説があるので、それによっても違ってきそうである。

 ちなみに、仮に1年延期になり、「1998年1月1日以降生まれ」という縛りに変わったとしても、立田悠悟は1998年6月21日生まれだから、問題ないはずである。同様に、岡崎慎も1998年10月10日生まれだから、問題ないはずである。ただし、五輪が延期されれば時間的余裕が生じて森保監督は更迭なんて話もあるし、そうなれば選手選考も振り出しに戻り、立田やマコが選ばれるかどうかは不明であるが(マコの場合はその時点で清水に在籍しているかも微妙)。

 一方、たとえばマリノスの遠藤渓太なんかは1997年11月22日生まれだから、仮に五輪が1年延びて「1998年1月1日以降の生まれ」というルールに変わってしまったら、出場できなくなる。

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 「清水“数的不利からの打開”手応え!クラモフスキー監督『やりたいことができていた』」という記事には、さすがに驚いた。両サイドバックが攻め上がった状態でカウンターを受け、相手が数的有利になり、CB2人とGBだけで守る練習を重ねているというのである。

 普通は、バランス良く攻め上がり、カウンターを受けて数的不利にならないための練習をするものだと思うのだが(笑)。最初から、数的不利も織り込んで、その対策を練習しているとは、恐れ入った。いかにモフ清水が攻撃サッカーの哲学を貫徹しようとしているかが、良く分かる話である。

 守備側は、普通は攻撃側との同数すらも避け、1枚多くするものだと思うのだが。仮にCBにスピードと技術があり、なおかつGKの守備範囲が広くても、攻撃側が数的有利でミスをしてくれなければ、守備側はまず防ぎ切れないと思うんだけどね。

 クラモフスキー監督のチーム作りの方向性は支持するけれど、もしかしたら、いずれかの時点で、現実と折り合いを付けざるをえなくなる時が来るかもしれないと、そんな予感がしないでもない。

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 考えてみれば、県内にJチームが4つもある静岡県は、練習試合を組んだりする上で有利である。もちろん、首都圏のように数が多ければもっと有利だろうけれど、地方に関して言えば、たとえば札幌なんかは道内でJチームと練習試合をするのはまず無理だろうから、それを考えれば静岡は恵まれている方である。

 さて、練習試合で、「非公開」と「完全非公開」の違いを正確に知っているわけではないが、前者は見学はできないけど結果は公表される、後者はメンバーや結果すらも公表されない、ということだろうか? 17日の藤枝との練習試合は「非公開」でインスタ中継されることも発表になったが、当初清水側がやはりインスタ中継に意欲を示していた28日の磐田戦は「完全非公開」とされているので、インスタ中継は無いっぽい。清水の方はやる気だったはずなので、磐田側から「リーグ再開も近いので公開は避けたい」という回答だったのか? もしそうだとしたら、つれない話である。まあ、もし仮に、28日までに、リーグ再開のさらなる延期が決まったりしたら、扱いが変わるかもしれないけどね。

 他方、清水の方も、練習は16日から非公開になってしまった。以前から選手とファンが交流するファンサービスは止めていたわけだし、コロナが感染しやすいのは屋内の密閉された空間に多数の人が長時間を過ごす環境だということが明らかになっており、練習見学でサポや選手・スタッフが感染するなどということは、万が一つにもないと思うのだが…。

 ところで、磐田と言えば、スタジアムの最寄り駅となる御厨駅が、昨日開業した。敵ながら、素直におめでとうと申し上げたい。個人的なことながら、以前、磐田のスタジアムから駅まで徒歩で歩いて酷い目にあったことがあったが、今後はスタジアムが駅から徒歩圏内ということになるのだろう。

 なるほど、駅前に新スタを作るのが無理なら、駅の方を既存のスタジアムに寄せるという手があったか。むろん、山奥の日本平では無理だが(涙)。

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 先日、当S研ブログで、「隠れ清水サポ疑惑」(!?)を指摘した杉山茂樹氏が、また清水について書いてくれた。「清水エスパルスの攻撃を司る、20歳で無名の長身MFに目を奪われた」という記事である。クセが強く、アンチも多い杉山氏だが、この記事の西村恭史に関する論評は、公平なものと思える。

 個人的なことを言わせていただけば、西村は2018年加入組の中でも、特に期待していた一人だった。実際、2018年4月のルヴァンでのデビュー戦は悪くなかった印象だし、当時「戸田を想起させた西村恭史」なんてことも書いたものだった。

 しかし、その後の2年間で、西村はまったく出場機会が得られなかった。どうも、怪我をしていた時期が長かったようではあるのだが、ヨンソン体制の1年ちょっとの間にはまったく試合に絡めなかった。そうこうするうちに岡山に期限放出され、そこでは特に怪我ということもなかったはずなのに、J2のピッチに立つことすらできなかった。

 まあ、ヨンソンはメンバーを固定したがるタイプだったので、入団から2年連続で怪我で出遅れてキャンプに参加できなかったという西村を、戦力として計算することはできなかったのかもしれない。岡山では、どうだったのだろうか? まったく事情が分からない。

 回り道した感はあるが、今季これまで西村が見せてくれている姿が、本来のもののはずである。まだまだボランチのポジションは流動的だし、野心をもって取り組んでほしいものである。

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 昨日、Jリーグ中断期間中のファンサービスのあり方、ITの活用、近隣チームと試合でもしてそれを流せば、とか色々言わせてもらったが、そしたらこちらの記事で山室晋也社長より、いきなり満額回答に近い発言が発信された。

 今後も選手やスタッフ、社員らの予防対策の徹底を継続していく。その上でサポーターに向けた「サービス」を提供していく方針だ。山室社長は「ここで何もしなかったら、関心も薄れていってしまう」。一般の練習見学は今後も継続していく予定。さらに他クラブが既に行っている練習試合の映像をSNSなどを通じて配信するプランも明かした。

 延期に伴い、チームはスケジュールを変更。17日にJ3藤枝と、28日にはJ2磐田と練習試合を行うことが決まった。2試合とも一般非公開で行う。ただ、カテゴリーが違う磐田との「静岡ダービー」が動画で配信される可能性が出てきた。山室社長は「サポーターも飢えているだろうし、それを埋めるコンテンツを何かできたらいい」。再開を待ちながら、最善の策を講じていく。

 やっぱ、この人は分かっている。昨日所長が吐露したような問題意識を、すべて正しく共有してくれることが分かって、とても嬉しく思う。

 三保本社に向かって、ヘルメットを5回ぶつけ、「アイシテル」のサインを送りたいくらいだ。期待してますよ、社長。

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 Jリーグの中断が長引いており、当S研ブログも、「ネタがないのに無理やり書き続ける選手権」みたいになってきたが(笑)。

 昨日は、浦和VS水戸の練習試合を、両クラブがインスタで生配信したらしいね。まあ、画質や角度などには難があるだろうし、普段のテレビ中継には遠く及ばないはずだが、我が身に置き換えてみれば、「それでも観たい!」というサポは大勢いるだろう。

 静岡県にはJクラブが4チームもあるんだから、急遽、SBSカップでもしずぎんカップでも何でもいいから、ローカル大会でも開催してもらえないだろうか。無観客はやむをえないとして、それをテレビ中継でもしてくれれば。カメラ1台でもいいから。まあ、無理は承知で、そんな願望を抱いてしまう。

 そう言えば、昨年だっただろうか、清水は、デジタルだかITだかの立派な戦略みたいのを、コンサルに大枚をはたいて、作成してもらったんじゃなかったっけ? そんなご立派な戦略なんか待つまでもなく、今みたいにサポが情報を渇望している時こそ、「社長日記」でも「GM今日の一言」でも何でもいいから、情報を積極的に発信してくれると、嬉しいんだけどね。こういう時には、ファン・サポーターの関心を繋ぎ止める努力が、大事だと思うよ(あの社長に対しては、釈迦に説法だろうが)。

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