エスパルス研究所

清水エスパルスの躍進と新スタジアム建設に向けた考察

2019年08月

 ホーム松本戦は、1:0で勝利。何かちょっと、思ってたんと違う勝ち方だったけど(笑)、でも、この松本戦に限っては、とにかく勝つことが大事だった。それは単に、今季の残留争いということだけではない。思い起こせば、4年ちょっと前、2015年3月22日の第3節ホーム松本戦。松本はJ1に初昇格した直後で、意気揚々と日本平に乗り込んできた。そして、我が軍は、その松本にJ1初白星を献上してしまうのである。

 清水はその年、第2節までは1勝1分と好スタートを切りながら、松本に負けてから、ずるずると連敗を積み重ね、そのまま浮上することなく、初のJ2降格の憂き目にあったわけである。むろんあの年のサッカーで落ちるのは必然だったし、松本戦は化けの皮が剝がれる端緒になったにすぎないが、その後に続いた苦しい年月のことを思うと、松本が躓きの石になったことは間違いなく、その意味で象徴的な相手だった。

 その後、J2、J1、ルヴァンでの対戦が続いたが、常に松本戦は鬼門であり続けた。そう考えると、どんな形にせよ、今回ようやく松本を倒せたことは、初対戦以来続いていた清水の苦しい時代に終止符を打つような、そんな意義をもつかもしれないし、いや是非そうしなければならないだろう。4年間の神隠しから生還したと、個人的にはそんな心境なのである。試合内容については、追って論じたい。

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 それにしても 前節 松本が あの川崎を 無失点に抑えて スコアレスドローに持ち込んだ のには驚いた。 清水が川崎とやったら 3対0か4対0で負けるイメージしかないが、 策士反町は一体どんな魔法を使ったのか 。 しかもチャンスは松本の方に多かったという話もある。 パウリーニョのミドルシュートとかかなり惜しかった 。清水はバイタルエリアをあけて相手にミドルシュートを許す悪い癖があるので気をつけてほしいものである 。篠田エスパルスは 横浜のような攻撃力のあるチームのスキを突いて勝つということはできている 。問題は松本のようなタイプのチームをきちんと倒せるかだろう 。真価が問われる。 なおこのエントリーは 初めてスマホで音声入力で 書いているのでお見苦しい点ご容赦を。

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 篠田エスパルスは、まあまあ順調に来ている。しかし、前任者から引き続き、勝った試合は、すべて1点差である。計算通りの必然の勝利だった横浜戦も、複数得点を奪う可能性もなくはなかったが、リードして以降はやはり専守防衛にシフトした感があり、終わってみればやはり1点差だった。

 逆に、篠田監督就任後も、負けた試合では、複数得点差をつけられがち。ゆえに、篠田エスパルスは2つ勝ち越していながら、得失点差はプラマイゼロであり、ヨンソン前監督から引き継いだマイナス15という得失点差が、そのまま残っている。

 J1の順位表を見ると、下位はどこもマイナス15前後の得失点差を抱えており、シーズントータルで、ワーストを免れることは可能かもしれない。ただ、いずれにしても、これだけのマイナスというのは心が晴れず、どうにかして複数得点差で勝利する試合も作りたいものである。

 次に当たる松本山雅は、「堅守」と言われてはいるものの、アウェーの鹿島戦では5:0と大量失点を喫したこともあった。うちとの相性が悪いことは事実だが、このあたりで是非、2:0、3:0といった試合を見せてほしい(とかなんとか言いながら、どんな形でも勝ってさえくれればいいと思っている自分もいるが)。

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 現在のところ、J1の首位をひた走っているFC東京だが、実は初優勝に向けてはもう一つ大きなハードルが待ち受けている。FC東京は、8月24日の第24節から、11月半ばの第31節まで、実に8試合連続でアウェー戦が続くのだ。味の素スタジアムがラグビーワールドカップのメイン会場になっているため、リーグ戦が佳境の秋に、長い放浪生活を余儀なくされるのである。ラグビーワードカップでは、他にも横浜、名古屋、大分の本拠地が会場になるが、連続アウェーはせいぜい2試合くらいのようであり、よりによって初優勝を目指す東京だけが割を食う格好になっているわけだ。逆に言うと、東京はホーム試合をすでに数多くこなしており、ホームが多かったことがこれまで有利に働いて首位に立っている、という見方もできるかもしれない。

 先日の横浜VS清水戦、試合後に横浜のポステコグルー監督が、負けたことを荒れた芝のせいにするような発言をしたそうだが、横浜だけじゃなく、清水の側だって、芝のせいでミスをした場面があった。ドウグラスの決定機が3度ほどあったが、3本ともらしくないミスをしたのは、荒れた芝と無関係ではなかったと思う。

 ちなみに、横浜の芝が相当悪いらしいという情報を、所長は事前にキャッチしていた。サッカーじゃなくて、ラグビー関係者からの情報として(笑)。横浜国際では、スタッフブログで「芝生観察日記」というのがあり、それで芝の養生に相当苦労しているらしいことを知っていた。

 とりとめもない話が続くが、今年がラグビーワールドカップなら、来年は東京オリンピックによって、Jリーグの日程が影響を受ける。五輪開催期間中は、J1からJ3まで、すべて中断するという方針が、すでに決まっている。7月22日頃から、8月9日頃まで、少なくとも3週間は休みだろう。まあ、酷暑だったり台風到来だったりの時期にJがお休みとなり、他の季節に振り分けられるのなら、悪くない話かもしれない。

 何を言いたいのか、良く分からないエントリーになってしまった。所長は以前は、Jリーグの秋春制に反対だった。しかし、これだけ夏に殺人的な暑さが続き、大型台風も連発するとなると、もう7月や8月にJリーグを開催するのは、考え直した方がいいかもしれない。もちろん、豪雪地帯のクラブへの配慮は必要だが、個人的には真夏はもう駄目かなという気がしてきた。

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 横浜戦に勝ったのは良かったし、ああいう戦い方が今の状況で勝ち点を積む上では現実的だった。ただし、あのサッカーが常に通用するわけではなく、横浜相手だから上手くハマったということは理解しておかなければならない。言うまでもなく、今のサッカーで上位争いとかは絶対に無理である。どんなチーム相手でも、あるいはどんな試合展開でも、勝つ力をつけるためには、やはりある程度のポゼションも必要になってくる。もちろん、今季序盤に見られたように、ポゼションやパスサッカーが自己目的になって低迷したら意味がないが、そういう要素も織り交ぜなければ、戦い方の幅があまりに狭くなってしまう。横浜戦後に、選手たちも、もうちょっとボールを持てないと苦しいというようなことをコメントしていたようだ。

 それで、北川が移籍し、そのポジションに河井が起用されたことで、もしかしたら清水がカウンター型からポゼション型に若干シフトするのではないかという注目点があった。ところが、横浜戦を観る限り、そのような変化は見て取れなかった。ボランチの時の河井はビルドアップの中心にいるような感じだが、トップ下の河井はほとんどボールに触らなかった。まあ、それは相手がボールを握っている時間が長いからでもあるのだが、相手のパス回しに合わせて動き、パスコースを切ったりバランスをとったり、そんな動きに終始していた。

 あのメンバーとシステムで、ポゼションを高めるためには、もっと河井が積極的にボールを受けに行かなければ駄目であろう。まあ、能力がないというよりも、本人の遠慮がちな性格と、まだチームが新しい布陣に慣れていないことが影響したのかもしれない。

 それでも、試合を決めた西澤の決勝点は、河井が放ったワンタッチスルーパスからもたらされた。攻撃系の選手は、ずっと消えていても、得点に直結するプレーを試合の中で1つでもすれば、活躍したと言える。その意味では、河井は殊勲者だった。

 松本戦では、自分たちが望まなくても、ボールを持つ時間が増えるかもしれない。その場合には、まさに河井がどう攻撃のタクトを振るうかが、鍵になってくるはずだ。

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 J2を戦うことになった2016年。西部が帰ってきて、開幕当初はスタメンを続け、J2のチーム相手ということもあり、ほとんど点をとられる雰囲気はなかった。ところが、数試合目で、何だか良く分からない怪我をして、しかもその後も複合的な感じで故障が発生し、結局負傷離脱は2年くらいに及んだように記憶している(正確なところは未確認だが)。正直言えば、当時は、西部がプレーしている姿はもう二度と見られないのかもしれないなと、個人的には思っていた。

 実際には西部は2018年に六反に次ぐ第2GKの座を確立し、カップ戦でその勇姿を見せるようになる。しかし、当時は六反が盤石だったので、リーグ戦への出場はかなわなかった。その時点で、西部のJ1通算出場数は298で止まっていたはずで、300の大台に届きそうで届かない、本人にとってはさぞかしもどかしいであろう日々が続いた。

 しかし、今シーズン、西部のJ1出場の機会が、3年半振りに巡ってきた。開幕・広島戦の終了間際、六反が負傷を負い、交代出場で、J1通算299試合を達成。この時点で、所長などは、「六反も万全ではないだろうし、ここは一つ次の試合も西部で行ったらどうか。気持ちよく300試合を達成してもらい、そう遠くない将来に訪れるはずの引退に向けて、花道にしてあげたら…」などと思ったものだった。

 実際には、次の試合から六反が復帰したのだが、今度は六反が左足を捻挫したということで、第11節、古巣の川崎戦で、ついに西部はJ1通算300試合出場を達成した。残念ながら、その試合は、祝賀には程遠い、0:4の大敗になってしまったわけだが。しかし、300試合が花道になるどころか、六反の怪我が長引いたことで、西部は再び清水の正守護神の座に返り咲いた。2016~17年頃のことを思えば、よくぞここまで盛り返したものである。西部がスタメンで出るようになってから、全試合で失点していたのは問題だったが、直近の横浜戦ではついにクリーンシートも達成した。

 今般クラブから発表されたところによると、六反はオーバートレーニング症候群だという。何しろ本人はストイックな男なので、練習で自分を追い込み過ぎたのだろうか? そして、清水は急遽、鳥栖から実績のあるGK大久保択生を獲得することになった。個人的に、2016年にJ2をともに戦った相手というのはちょっと愛着があり、当時長崎のゴールマウスを守っていた大久保も思い出深い選手だ。そのGKが、清水に来ることになるとは、縁は異なものである。

 何年か前の経験で我々も懲りたように、GKは本当にお金をケチっちゃいけないポジションだ。当面は西部を正守護神に据えるとしても、実績のあるバックアッパーが必要というクラブの判断は、正しいだろう。ただ、それだけ六反が長引きそうということだとすると、ショックが大きいが。

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 横浜戦の振り返りを続けると、本当に久し振りのクリーンシートを達成した。一般的には、攻撃力があると考えられている横浜相手にだ。

 ソッコや立田らを押しのけて、CB先発の座を掴んだのが、加入したばかりの吉本だった。この横浜戦で吉本は、食いつきすぎて持ち場を離れてしまう場面もあったが、全体的には無難に守備をこなし、完封劇に貢献した。

 ただ、本人の直接的な貢献ということに加えて、決意をもって清水移籍を決めた姿からにじみ出る必死さみたいなものが、チーム全体に伝染して、それが守備の集中力に結び付いていたように感じた。当S研ではたびたび清水守備陣のシュートブロックの甘さに苦言を呈しているが、吉本が元々シュートブロックを持ち味としているだけに、その好影響で、今回の横浜戦では、相手のシュートに対して必死に体を投げ出すオレンジ戦士たちの姿が見られた。もちろんそういうのは攻撃の選手にも伝わるし、だからこそ西澤やドウグラスも酷暑の中で足がつるまで90分走り切ったのだと思う。

 まあ、吉本も久し振りの実戦だったわけで、本人は90分もたず、無念の交代になった。その際に、最初はゴールラインを割ったところで倒れたのに、時間を稼ぐために、あえて痛い足をひょいとピッチ内に戻し、試合を中断させたところが、経験豊富なベテランらしいファインプレーだった。本人の愛嬌のある表情もあり、「これぞ吉本劇場」といった雰囲気だった。

 周知のとおり、あの時点ではドウグラス→テセの交代が予定されており、もしもその交代をした後に吉本がプレーを続けられなくなったら絶体絶命だったが、本人の時間稼ぎと、はっきり×マークを出して意思表示をしたことで、そのリスクを回避できた。久し振りにリーグ戦でテセを見れなかったのは残念だが、ゲームをクローズする上で、非常に重要な場面だった。

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 アウェー横浜戦。個人的に今回はDAZN観戦だったが、実況も、解説の奈良橋氏も、前半は、「横浜は素晴らしい。清水は何もできない」という話に終始していた。しかし、清水は支配はされても、決定機を許しているわけではなく、むしろ「これぞ」というチャンスは清水の方にチラホラと出ていた印象があった。確かに清水のサッカーは見てくれは悪かったが、これは計算通りであり、むしろ狙い通りの戦いができているのではないかと、個人的には感じていた。これは、ホームFC東京戦で序盤にビッグチャンスを連発して、かえって不安になったのとは、逆の心境だった。

 案の定、後半立て続けにあったいくつかのカウンターチャンスの1つを活かし、西澤が見事にゲット。劣悪な芝や気温などに苦しめられながらも、横浜の主力欠場や(おそらく)コンディションの悪さにも助けられ、最後まで耐え抜いた。ブチャイクながら、貴重な貴重な、勝ち点3を獲得!

 それにしても、前回の対戦で、清水がこういう戦いをしてくることは、事前に分かっていたはずである。さすがのポステコグルー監督も、「対策の対策」くらいは練ってくるかなとも思ったが、完全にいつもどおり、あくまでも自分たちのサッカーを磨き上げるという姿勢を貫いていた。ご立派としか言いようがないが、今の篠田エスパルスにとっては、こういう「クセの強い攻撃的チーム」の方がやりやすいのかもしれない。となると、次の松本戦が不安になったりもするのだが。。。まあ、今日のところは、この勝ち点3の味を、かみしめていたい。

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 最初にお断りしておくが、所長は、左伴繁雄社長のことを、こよなく敬愛している。しかし、社長がツイッターに書き込んだ、次のようなセリフは、果たしてどうなのだろうか?

 お金だけの海外移籍は否。選手の夢の後押しが第一。でなければ選手に愛されるクラブにはならない。目先の損益に目が眩み、クラブブランドを汚すのは愚か。少なくとも私はそうしてきた。能活然り、俊輔然り、そして航也然り。航也、メディカルOK出して、先方で結果出して来い!

 これ、もしも上場企業だったら、株主代表訴訟で訴えられるレベルの発言だと思う。会社の利益よりも、一被雇用者(北川航也)の夢を大事にすると受け取られかねないから。まあ、もちろん、サッカークラブはただ単に利益を追求しているわけではなく、チーム成績や地域貢献など様々な要因があるが、そうは言ってもエスパルスも株式会社であることに変わりはなく、株主以外にもスポンサーやサポをはじめ数多いステークホルダーがいる。上掲の発言で社長は、北川の「夢」のために多少の利益は度外視したと示唆しているわけだ。これは賛否が分かれるところであり、株式会社の社長としては、相当大胆な発言であることは間違いない。

 他方で、思い出すのは、岡崎の欧州移籍の際に生じたトラブルのことだ。当時の社長は、「エスパルスは株主をはじめ多くのステークホルダーの皆様に支えられる企業体であり、岡崎選手の契約違反行為に対し経営陣として看過することは許されない」ということを、はっきりと表明していたと記憶する。当時は、浪花節よりビジネスの方が大事だという、企業経営としては当たり前の姿勢が貫かれていた。

 北川がどのような条件で移籍したのか、具体的なことは知らないので、一般論として申し上げる。Jクラブが選手本人の「夢」のために、わずかな(たとえ1億、2億入ったとしても、世界のサッカービジネスのスケールからすれば慎ましい額である)移籍金での欧州移籍を容認する。そのために、国内移籍よりも、海外移籍の移籍金を低く設定することを認める。ヨーロッパクラブは、1億~2億円といった、彼らにとってはお買い得な値段で有望日本人を獲得し、ダメだったらとっとと捨てればいいし(日本の古巣が高値で買い戻してくれることもある!)、成長したらより上のクラブに100億円で売れたりする。日本のクラブやサポが浪花節に浸っている一方で、ヨーロッパの連中は究極のノーリスク・ハイリターンビジネスを享受できるのである。

 こうした理不尽な構図については、こちらの「日本人サッカー選手の前例なき「海外移籍」ブーム、2つの理由」という記事でも改めて論じられているので、よかったらお読みいただきたい。

 そろそろ、日本サッカー協会、Jリーグも、危機感を抱いても良い頃なのではないだろうか。むろん、清水だけが海外移籍をしにくいような契約を結ぼうとしたら、それこそ有望選手が清水に来てくれなくなってしまい、社長の言うとおり、清水のブランド価値が落ちてしまう。それだったら、Jリーグ全体の共通ルールとして、国内移籍と海外移籍の移籍金に差異を設けることを禁止するとか、何だったら、逆に海外移籍の移籍金に2倍くらいの係数を設定することを義務付けるとか、そのくらいのことをしてもいいのではないか。そうでもしなければ、日本のサッカー国益は守れないと思うのだ。

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 先日のFC東京戦は現地観戦したが、BSを録画してあったので、改めてそれを観てみた。まあ、現地で観た印象と、テレビで観た印象で、大きな違いはなかったが。

 それにしても、本当に前半の最初の方で帰趨が決してしまった試合だった。清水が15分までに放った数本のシュートが決まらず、逆に16分に大森が打った初シュートが見事に決まる。まだ試合全体の6分の1くらいなのに、「万事休す」という感があった。このところ嫌な負けが続いていた東京だったが、得点後はすっかり自信を取り戻し、清水の入りそうなシュートチャンスは一つもなかった。

 FC東京は、勢いは衰えたとは言っても、一応は首位を走るチームである。まあ、横綱と言っていいだろう。その横綱相手に、前頭10枚目くらいの清水が、随分と真っ向勝負を挑んだもんである。ハーフタイムの篠田監督の発言振りからすると、前半の初めの方に押し込めたのは狙い通りだったようで、首位相手とはいえ、慎重に入るとか、前半はゼロゼロで、といったことは考えていなかったようだ。篠田監督は、守備から入って、粘り強く相手の隙が生じるのを待って、そこを突いて勝負に出るタイプだと思っていただけに、FC東京戦の序盤イケイケで攻めたのは、少々意外だった。まさか、古巣相手ということで、ついムキになったなどいうことは、ないと思うが。FC東京が調子を落としていると見て、自分たちから主導権を握って勝ち切れると思ったのか。

 堅守を誇る東京だけに、2点差をつけられた後は、完全に相手の手のひらの上で踊ってただけだったなあ。遅攻になった時のクオリティの低さは、悲しくなる。2度あったように見えたシステムチェンジも効果なし。遠目の適当なクロス上げるくらいしかできないなら、テセでも投入した方が、まだしも期待がもてるのではないか。

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 また日本人DF補強の知らせ。大分トリニータから、福森直也が完全移籍で加入することになった。

 正直言えば、吉本選手同様、この福森選手も、個人的に認識していないプレーヤーだった。慌てて福森とネット検索すると、札幌の福森晃斗の情報ばかりがヒットする。札幌の福森はフリーキックが有名なのでさすがに良く知っているが、大分の福森はノーマークだった。ただ、くしくも、2人の福森は、両方とも利き足が左であり、3バックの左を主戦場にしている共通点がある。聞くところによると、うちへの加入が決まった福森は、その左足を活かしたビルドアップを持ち味としているらしい。

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 ただ、気になるのは、上の表に見るように、大分での福森選手は、今季当初はスタメンだったのに、途中からリーグ戦にはベンチ入りもしなくなり、カップ戦に時々出場するだけになってしまったことである。カップ戦に出ているということは、大きな怪我などはなかったはずだが、どういうことだったのだろうか? 福森選手は大分一筋で、J3降格からJ2、J1昇格までを経験しており、低い位置から丁寧にビルドアップする片野坂サッカーの申し子的な存在だったはずなのに、なぜ急に出場機会を失ったのか、現時点のパフォーマンスのほどが気がかりである。

 J2のほぼ主力級だった吉本選手、J1でカップ戦要員に回っていた福森選手を獲得し、これでこの夏のDFの補強は打ち止めだろうか? できればJ1のレギュラークラスの実力者を迎えたかったが、予算や人材の関係で、そう簡単にはいかなかったのだろう。ドゥトラの獲得もあり、総合的に評価すれば、この夏の人の出入りはプラマイゼロくらいか。そもそも今年は財政健全化の年と位置付けられていたわけで、まあ、そう贅沢は言えんわな。

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