当S研では、「2019評論家リーグ」の開催に向け、先日、18人のエントリーと、それぞれのJ1順位予想をまとめてお届けした。実はその後、エントリーを2人追加して、全20人とすることにしたので、それについて報告させていただく。
事情を説明させていただくと、「評論家リーグ」で取り上げている専門家の多くは、『サッカーダイジェスト』誌の開幕特集号に順位予想を寄せている。ただ、その順位予想は、ウェブサイトの記事としても配信されるので、わざわざお金を出してダイジェストを買わなくても、順位予想を知ることはできる。というわけで、当初は所長もダイジェストを買わずに、ネットで各専門家の順位予想をかき集めていたのである。ところが、有名なサッカーライターの後藤健生氏もダイジェストに予想を寄せているらしいのだが、どうもそれについてはネットで無料公開されていないらしいということが分かって、非常に気になったので、本屋で雑誌の現物をチェックしてみたのだ。そしたらビックリ、確かに後藤氏は予想を寄せていたのだが、あろうことか清水を17位と降格候補に挙げていたのである。先日、当S研では、「さすがに清水を自動降格候補に挙げている専門家はいない」などと書いてしまったのだが、よくよく調べてみたら、懲りない輩がまだいたことが発覚したというわけだ。
実は、清水を自動降格の17位としていた専門家は、もう一人いる。西川結城氏だ。「誰、それ?」と言われそうだが、タブロイド紙『エルゴラッソ』のFC東京の番記者である。ただし、西川氏は「予想はよそう」という主義らしく、本人はこれは予想ではなく、ある法則に当てはめて出したものにすぎないと弁明している。なので、「評論家リーグ」に勝手にエントリーしてしまうのは、本人には不本意かもしれないが、大分が優勝するとか、これだけ破天荒な順位予想も珍しいので、「この人、一体、マイナス何点になるのだろうか?」という怖いもの見たさもあり、勝手に加えることにした。いくら本人が「予想ではない」と弁明していても、清水が17位というのを活字にして日本全国に発信したのだから、その責任はとってもらう。
というわけで、清水を17位に挙げた専門家2人を、追加エントリーすることにしたわけである。それを反映した新しい一覧表は、下に見るとおり。当初は、J1と同じ18人でリーグ戦をやろうかと思ったが、人数が多い方が面白いし、イングランド・プレミアリーグのように20チームの一流リーグもあるので、20人で構わないだろう(ちなみに2017年評論家リーグも20人だった)。
後藤健生さん、私は貴方のことをサッカー専門家として一目置いてきたけれども、今年の清水を17位予想など、だいぶモウロクされたのではないですか? 今季終了時、清水が躍進した結果、貴方の勝ち点が大幅なマイナスに終わったあかつきには、謹んで引退を勧告させていただきます。
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