エスパルス研究所

清水エスパルスの躍進と新スタジアム建設に向けた考察

2017年11月

 当方、目下業務が多忙で、かつ、リーグ戦が休止中ということもあり、ブログの更新はしばらく怠っていたけれど、先日行われたルヴァンカップの決勝戦につき、少々コメントを。

 まあ、とにかく川崎のサッカーを観ていると、清水との彼我の格差を痛感する。所長は今季、リーグ戦、天皇杯と、川崎VS清水の試合を等々力で2回観戦したが、「ああ、清水のサポが試合を観に行く時は、まるで病気の家族をお見舞いに行くような心持ちだけど、川崎のサポは、純粋にプレーを楽しみ、そして、勝つ喜びを味わっているんだなあ。3000円なり4000円なり、同じお金を払っても、得られる喜びがこうも違うのか」と、川崎側を心底うらやましく思ったものである。

 ただし、言うまでもなく、タイトルとなると、話は別である。今季の川崎のサッカーは、所長の事前の予想をはるかに上回る高レベルなものだったが、ターンオーバーした天皇杯はあっさり敗退、リーグ戦の頂点も厳しくなり、今回のルヴァンカップ決勝も苦杯を喫することになった。3大タイトル、いずれも手に届きそうでありながら、結局は今季も無冠に終わりそうである。

 しかし、ルヴァンカップ決勝の川崎は、動きが固かったねえ。開始直後にありえない守備のほころびを突かれてセレッソに先制を許したあと、時間が経つにつれ焦りからのミスが目立つようになり、どの選手もミスするたびにこの世の終わりみたいな表情してるし、あれじゃあ勝利の女神も引くだろうと思っちゃった。J2上がり、無欲、割り切りのセレッソに軍配が上がるのは、必然だろうというのが、偽らざる印象である。テクニックとか戦術とかシステムとかいうこと以前に、そういう部分で大勢が決まっていたように感じた。

 「かつてのシルバーコレクター」こと清水サポの我々としては、川崎サポの気持ちは痛いほど分かる。最近はあまり聞かなくなったが、「川崎病」という病気があり(主に乳幼児がかかる全身の血管炎症候群のこと)、川崎市とは何の関係もないそうだが、タイトルを目の前にしてことごとくそれを逃すというフロンターレの歴史は、「川崎病」としか表現できないほど宿命的なものを感じてしまう。

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 台風の影響で、各地で豪雨となった第31節のことを色々と反芻しているのだけれど、考えれば考えるほど、あの条件は清水にとって有利だったなと思えてくる。何しろ、味スタを含め、ほとんどの会場で、ヤバい場所でボールが止まってしまうような水びたしになったので、自陣での細かい繋ぎやバックパスなどは危なくてしょうがなく、どのチームも、とにかく前に大きく蹴るとか、ちょっと攻められたらすぐにタッチに逃げるとか、そういう危険回避優先の割り切った戦い方をしていた。考えてみれば、それって常日頃から清水がやっていることだから(笑)、我が軍としてはある意味で戦いやすかったということではないかと思う。

 そして、所長などはもはや「他力本願・命」と化しているのだが、第31節では清水以外の残留ライバルがほぼすべて敗れるという、おあつらえ向きの結果になった。新潟だけは勝って首の皮一枚繋げたが、清水が新潟に抜かれることはもう数字上ないので、それはどうでもいいだろう。ただし、これから清水が対戦する札幌と新潟が、まだ残留・降格が完全には確定していないということは、厄介な状況であることは事実である。いずれにしても、少なくともどこかで1個は勝たないとなあ。

 さて、所長は本業の仕事がまたかなり忙しくなってきた。ちょうどリーグ戦も中断するので、何日か更新をお休みさせていただこうかと思う。この間、チームが良いリフレッシュや準備ができるといいですな。また会う日まで、ごきげんよう。

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 東京駅を振り出しに、東海道本線に沿って一路西を目指す「2017エスパルス走行距離選手権」も、いよいよ大詰めを迎えつつある(誰も注目はしていないと思うが、笑)。第31節FC東京戦で注目されるのは、清水の合計距離が101.382kmに留まり、今季最短だったことだ。これはもちろん、雨による劣悪なピッチコンディションの影響だろう。この試合の最長不倒はデュークの11.021kmであり、雨をものともせずに豊富な運動量を示した。

 さて、第31節終了時点の走行距離選手権の状況が、下図のとおりとなっている。トップの松原が300kmを越え、2位鎌田が東京戦に出場しなかったことあって、一人旅の様相を呈してきた。松原は鎌田に30km強の差をつけており、残り3試合であることを考えれば、次節にも優勝が事実上決まりそうである。それにしても、前半戦はトップ争いに絡んでいたテセは、ずいぶんと置いていかれた。個人的には、やはり河井の数字が久し振りに増えて多摩川を越えてくれたことが嬉しい。

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