そんなわけで、波乱万丈、色々あった2016年が暮れようとしている。2015シーズンに完膚なきまでに崩壊した清水だったが、経営陣・首脳陣、選手、そしてサポーターの奮闘と団結により、何とか1年でのJ1復帰という目標を成し遂げることができた。
振り返ってみれば、近年の清水は、「何かを成し遂げる」ということが、ついぞなかったように思う。強いて言えば、2014年のJ1残留は一つの成果達成ではあったが、決して強いとは思えない相手にホーム最終戦でやっとの思いで引き分けての残留であり、あの時の感情は達成感には程遠いものだった。それに比べると、2016シーズンの方が、「成し遂げた」という感覚は、はるかに強い。こんな晴れやかな気持ちで年末年始を迎えられるのも、クラブのお陰であり、そのありがたみを噛み締めているところである。
2015年のJ2降格は屈辱以外の何物でもなかったが、問題はその教訓や経験を、今後どれだけクラブの発展に活かしていけるかだろう。「落ちるは恥だが役に立つ」、まあむろん1回限りの話だが(笑)、J2降格という苦い経験を糧に、強靭なクラブを作り上げていけるかどうか、すべては自分たちにかかっている。
最終節徳島戦の余韻冷めやらぬ中で11月下旬に立ち上げた当ブログ、お読みいただきありがとうございました。毎日とは行かないと思いますが、2017年もできるだけ更新していきたいと思います。それでは皆様、良いお年を。
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