20170617shihai

 表現が適切か分からないが、清水の選手たち、特にディフェンダーたちは、ものすごく頑張ってると思う。セレッソ戦では、二見も、カヌも、悪くなかったし、両サイドバックも奮闘していた。しかし、あれだけ守備に追われる場面、自陣ゴール前でのピンチが増えれば、単純に確率の問題として、失点する危険は増大する。村上主審のPK判定を批判する声もあるとは思うが(所長も、あのぐらい見逃してくれよと言いたい気持ちはあるが)、やはり全体として見れば、清水の戦い方のまずさが招いた土壇場の同点被弾だったように思えてならない。

 確かに、清水はこうやって自陣に引きこもって耐え忍ぶような戦い方をした時の方が、守備の集中力を発揮して、今季ここまで勝ち点を稼いでいる。しかし、そうした戦法は、今回のように、交通事故のような失点をする危険性と、常に隣り合わせということだ。敵の攻撃をただひたすら跳ね返したり、せっかく奪ったボールを無人の荒野に蹴っ飛ばすことしかできないチームに、そうそう勝ち点3は訪れるものではない。やはり、守備優先で守り切るという状況でも、常にカウンターの姿勢を見せて敵に脅威を与えたり、奪ったボールを回すなどして自分たちの時間を作るようなことができなければ、今後もこうした悲劇は繰り返される恐れが大きい。まあ、横浜Fマリノスくらいの守備力があれば、話は別だけど。

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