20170527run

 上の図に見るように、開幕から数試合は走行距離で相手を大きく上回ることの多かった清水だが、最近になってその優位性は薄れており、横浜戦でも走り負けた。最近届いた『エスパルス・ニュース』で、清水ではトレーニング、食事、休養などを改善する科学的な取り組みを行っていることが紹介されおり、「だからこそエスパルスの選手たちは、見ている我々が驚くほどの切り替えの早さや運動量を試合で発揮できるのだ」と結ばれている。しかし、当然のことながら他のJ1クラブも似たような取り組みを行っているだろうし、最近の数試合を見る限り、その点に清水に優位性があるようには見受けられない。

 鳥栖戦の時に、解説の興津氏が、「清水の選手は、ボールに行くことができても、止まることができない」と指摘していたのが印象的だった。つまり、突破をしてきた相手が、急に切り返しをしたりすると、対応している清水の選手はそのまま体が流れ、切り返された方向に対応できないということらしいのだ。残念ながら、白崎が最近そのような球際の部分で何度か対応が甘かった場面が想起され、横浜の先制点もそうしたミスから生まれた。

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