札幌3:清水2 得点者:北川航也、鄭大世

 さあ、問題の札幌戦だ。この試合、前半も別に劣勢だったわけではないし、特に後半は完全に圧倒していた。どういうわけか、見るからにコンディションが悪く、特に後半は早々に足が止まっていた札幌(やはり札幌が夏場に調子を落とすという都市伝説は本当だったのか?)。それに対し、清水のイレブンはプレースピードも攻守の切り替えも速く、まったく負けるような試合ではなかった。例のマヌケな、3失点の場面を除けば。

 GK杉山力裕の責任がクローズアップされたが、1失点目と3失点目の主な原因は、むしろビョン・ジュンボンにあったような気がする。2失点目も、ビョンが変なリズムで出したバックパスが、ほころびの始まりだったし(この試合に限らず、ビョンのバックパスはぎこちないことが多い)。それにしても、この2失点目、リキがミスキックをしたこと自体問題だけど、なぜその後にゴールマウスに戻るのが遅れたのだろうか? 変なキックをして、体勢が崩れたようなのだが、その部分がカメラに写っていないので、不明である。

 まあ、ビョンとリキのどちらの非が大きかったかは別として、とにかくディフェンスラインとGKの連携がとれておらず、おそらくは札幌にそこを意図的に狙われたのだろう。その意味で1失点目、3失点目は、マイアミの奇跡で日本チームが、ブラジルのGKアウダイールとディフェンスの連携の悪さをあらかじめスカウティングして、その間にロングボールを放り込み、まんまと衝突させて、伊東テルが押し込んだシーンに似ていたと言える(今回、この文章を書いていて、初めてそんなことを思った次第)。

 杉山力裕が清水で先発出場したのは、この札幌戦が最後だった。あとは京都戦後半のスクランブル出場があっただけである。その試合でも終了間際に大怪我を負ってしまい、オフには清水を離れることになってしまった。千葉戦と札幌戦の失態で、サポ連中の非難もかなり浴びたリキだったが、苦しい時代を一緒に戦ってくれたことは記憶にとどめておきたい。

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