当S研ブログ、最近は1試合1更新になってしまっており、しかもルヴァンや天皇杯は試合自体観れなかったので、リーグ戦の寸評だけになっていた。今回のランス戦は、SBSの英断でネット視聴できたので、コメントする次第。
親善試合とはいえ、最近の清水っぽい流れになった。なかなかシュートシーンに持ち込めないものの、最初のシュートをブラガが沈め、「ホームで先制すれば実家並みに落ち着く」という今季の清水らしく、以降はピンチはありながらも落ち着いて試合を運んだ。
今季、清水が苦戦するのは、「対策」され、弱点を意図的に突かれた試合である。フランス1部が親善試合でJ2を「対策」するはずはないし、ランスは組織的に戦うというよりも意外に一対一を重視するスタイルだったので、清水のタレント力で対抗しやすく、J2のいやらしい対戦相手よりも楽だった。また、相手に引かれると遅攻が停滞するばかりの清水にとって、ランスのように来てくれるチームの方が、奪ってカウンターという清水の形を発揮しやすかった。
まあ、だから、プレシーズンのランスに快勝したからといって、これで今季のJ2制覇に近付いたなどということではないわけだが、一定の自信にはなったし、若い選手などには良い刺激になったことだろう。なんでフランスの金持ちどもに搾取されなければならないのかは釈然としないが、清水としても実りの多い親善試合になったのではないか。
プレーヤーレベルの話では、今季の当初の主力CB2枚の復帰は大きい。ただ、蓮川のドリブルでの大胆な持ち運び、最終ラインの危険なパス回しは、個人的にあまり好みではなく、もうちょっと安全優先でやってほしい気はする。ブラジル人アタッカー4枚という今回の先発メンバーは、今後実際に選択肢になっていくのだろうか? 宇野は、将来性を買っての先行投資なのかと思っていたら、意外と即戦力候補なのだろうか? 仮に宇野がレギュラーボランチの一画を占めるとすると、相棒は誰になるのか、白崎の処遇はどうなるのかも気になる。権田、原、山原は別メニュー的な?
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