エスパルス研究所

清水エスパルスの躍進と新スタジアム建設に向けた考察

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 千葉戦の話の続きだけど、ベテランライターの後藤健生氏が、「あらゆる意味で熱かった千葉対清水。今シーズンの昇格争いを占う大激戦」という記事を出している。後藤氏のような大物が取り上げてくれるのは、有難い話だ。後藤氏の場合、「テレビでCLを見るよりも、大学リーグ生観戦」をモットーに観戦試合数は3700を超えた(もちろん、CL生観戦が第一希望だが!)という人なので、足を運びやすいフクアリに駆け付けてくれたのだろう。それで、この記事で気になったのは、以下の箇所である。

 実際、試合は激しいボールの奪い合いで始まった。ピッチ上の各所で選手同士が激突する。しかも、先立圭吾主審が選手が倒れても簡単には笛を吹かない“強気な”ジャッジでプレー続行を促したものだから、さらに試合はヒートアップしていった。

 確かに、先立主審は接触プレーを流す場面が何度かあったと思う。しかし、問題は、ジャッジ基準が一貫していないことだった。たぶん、手を使ったファウルは厳密にとり、足で多少削るくらいは大目に見るみたいな考え方なのかもしれないが、笛を吹いても吹かなくても、どちらも納得感が乏しいケースが多く、モヤモヤさせられた。選手と上手くコミュニケーションできているようにも見えなかった。

 まあ、乾の決勝点に繋がったジェラのタックルは、もしかしたらファウルにとる主審もいるかもしれないから、結果的に清水が不利益を被ったわけではなかったが。いずれにしても、この人、下手だなというのが、偽らざる感想だった。


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 現地で観ていて、異常にシュートが少ない試合だなとは思ったけど、最終的な公式スタッツによれば、試合全体で清水が7本、千葉はわずか3本か。しかも、後半は千葉のシュートはゼロだったんだな。後半にも、押し込まれる時間帯は長くて、ゴール前で冷や冷やすることは多かったんだけど、シュートは打たせていなかったんだな。

 陣形は違うけれど、お互いにハイプレス、即時奪還をコンセプトにしていて、「潰し合い」のような試合になったということだな。

 ただ、清水の側は、メンバーを変えずに連戦に臨み、体力面に不安があったためか、前節大分戦のようなプレスの迫力はなかった気がする。対する千葉は、アウェーで惨敗した後に迎えたホーム戦という、まるで大分戦の時の清水のような状況であり、気合十分で、出足の差で全体的に千葉が押し気味の試合となった。それに加え、やはり戦術的に千葉の方が洗練されていることは、否めない。

 そんなわけで、清水としては非常にしんどい試合になったわけだが、それでも守備で我慢していればいつか自分たちの時間が来るという典型のような展開が待っていた。少ない決定機をきっちりと決めきって、勝ち点3をゲット。昨シーズンから、どちらかと言うと、「支配しているようでいなかがら、試合を決める1点がとれず、逆にコロっと失点して勝ち点を落とす勝負弱さ」というのが清水のチームカラーだった気がするが、今回の千葉戦ではそれとは逆の、我慢して少ないチャンスを活かし勝ち切る姿があった。

 千葉の両ウィングが広く張って、そこからの突破で相手を崩すという話は聞いていたけど、その両ウィングに加えて中央でも2人くらい裏を狙っており、清水のディフェンスラインとしては相当神経をすり減らす90分だったと思う。しかし、長崎戦のような破綻はなかった。今回の千葉戦、最初から相手の戦術を踏まえてある程度我慢しながら試合を進めるというゲームプランだったのか、それとも結果的にそうなってしまったのかは分からないが、いずれにしても粘り強く勝機を探ってそれを掴んだ、価値あるアウェー勝利となった。


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GD

 次節に向けた視察とばかりに、鹿児島と千葉の試合を観ていたら、我々にもなじみの深い藤本憲明が大活躍で、千葉から計4点もとって激勝したものだから、驚いた。

 鹿児島の1点目、2点目はどちらも、ワントップの藤本が良いタイミングで裏に飛び出し、勝負ありという得点だった。千葉のディフェンスラインはその点で弱点を抱えているように見えた。

 だとすると、我々も次節、鹿児島にあやかり、北川の裏抜けで得点を重ねたいところである。では、藤本と北川、裏抜けはどっちが速いだろうか?

 日本復帰後の北川のプレーを観ていると、体が重くなり、加速にちょっと時間がかかるようになった印象である。スピードに乗ってしまえば速いが、初速が遅くなった感じだ。前節・大分戦の宮本が出した絶妙なスルーパスなんて、以前の身軽な北川だったら、追い付けたのではないだろうか。

 まあ、北川も悪いことばかりではなく、ヨーロッパに行って、プレー強度は高まった気はするし、若い頃より落としも上手くなったとは思う。本人もまだ新しいプレースタイルを模索中というところなのかもしれない。


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 前節の惨敗が良い薬になったのか、攻守に安定感を取り戻し、快勝。もう1点くらいとってほしかった気はするが、悪くない再出発となったのではないか。

 前節、守備陣が裏をとられたこともさることながら、簡単に蹴らせてしまったのが問題だった。その点、大分戦では、奪われたら即時に圧力をかけることで、相手にほとんどサッカーをやらせなかった。最終ラインにも、競り勝って跳ね返す力強さがあった。

 メンバーの入れ替えが多少あったが、色んな選手がかかわって勝利したというのも、勢いを付ける上で大きいだろう。吉田の右SB先発起用、白崎のサイドハーフ投入などの新機軸があった。今季初めての3バック変更も敢行し、原抜きでそれをやれたのも、オプションを増やす結果となった。

 ここで宮本にゴールが来たのも、必然という気がする。宮本は、昨年あたりから裏狙いの面白いパスを出すようになり、実は視野が広く攻撃センスもあることを証明していたが、今季は攻撃にかかわる意識がより積極的になり、攻め上がりの回数が増えた。何より、ホナウドと違って、変なボールの持ち方をして奪われて大ピンチという場面がほぼないだけでも、宮本の方がずっと良いと感じる。

 上手く説明できないが、片野坂監督のチームは、清水にとって割と相性が良さそうな対戦相手だった気がする。その意味でも、次の千葉戦が、本当の試金石になるだろう。


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J2_logo

 清水に一刻も早くJ2から脱出してほしいと思うのは、J2にいるのが単に屈辱だからというのも当然あるが、J2ではDAZNの実況・解説の質がかなり落ち、テレビで観ていて満足感が得られないというのもある。

 正直言うと、私はあの長崎の実況の人が好きではない。ボキャブラリーが乏しく、ワードセンスが貧弱で、当たり前のことをどなっているだけの実況である。ああいうのを聞くたびに、ああJ2から早く抜け出したいなと、実感する。あの実況で清水の惨敗を観るというのは、二重の苦痛だった。

 実況が下田さんとかだったら、たとえ自分のひいきチームが負けても、実況の付加価値で、サッカーの試合を観たというある種の満足感は得られるが、J2界隈ではそうは行かない。


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 去年ですら一度もなかった4失点か。こりゃ参った。2連勝していた3チームのうち、前日に2チームが敗れ、「ここで勝てば首位!」という状況で、お約束のように負ける清水の伝統が守られたというべきか。う~む。

 前半の主導権は清水が握っていたはずだ。ボールも割とよく回っていたと思う。しかし、ビッグチャンス、シュートにはなかなか結び付かない。結局、長崎の裏狙いの縦ポンの方が、効率も確率も良かったということか。1失点目は山原のハイボール処理が苦手なところを突かれた感じだった。2失点目は、蓮川が後ろのスペースに強くスピードもあるという触れ込みに反するように、あっさりと裏をとられた(オフサイドじゃなかったか?というのはDAZNでは判断できないので分からない)。

 指揮官の「超攻撃的に、超アグレッシブに」という標語に乗せられたわけではないだろうが、人数をかけて前掛かりになったところで、攻撃を完結できず、逆にひっくり返されて即大ピンチという問題を、このチームは相変わらず抱えている。攻めている時のリスク管理という発想が、このチームには希薄過ぎるのでは?

 攻撃も、アグレッシブもいいけれど、まず無失点ベースで試合に入らないと、今日みたいに試合を難しくしてしまう。


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 もっと色々動画を載せようと思ったのだけど、オレンジウェーブのパフォーマンスとかは著作権の差しさわりがあり、公開できないことが分かりました。せめて選手入場のシーンだけでもどうぞ。ブレブレですまぬ。


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 3月2日のホーム開幕戦(愛媛戦)に現地参加できなかった方のために、動画をいくつかご紹介します。まずはチームバス到着の様子。昔は到着時にドンチャンやってもっと賑やかだったような気がするけど、最近は地味ですね。


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GD

 今季の清水と言えば、J2では贅沢なほどの分厚い選手層と、チマタでもてはやされることが多かったが、リーグ戦2試合を戦ってみて、むしろ「人手不足なのか?」と心配になった。選手交代がやたら遅いし、愛媛戦でも西澤を主戦場とは言いがたいFW起用するなど、監督が人繰りに苦心している様子が伺える。

 「怪我人が多くて、使える選手が少ないのか? もしかしたら高橋祐治や白崎は離脱中なのか?」とか思ったが、4日の名古屋とのTMで2人とも長い時間出場したようであり、怪我というわけではなさそうだ。

 ということは、秋葉監督にとっては、現状でスタメンで送り出している11人がとにかくベストメンバーで、その11人をスタメン表に書き込んだらほぼほぼもう仕事は終わりという感じなのか。はたまた、現状でメンバーから漏れている選手たちは、そんなに監督の信頼が低いのか?

 ベストメンバーの11人で本当に間違いなしというのなら結構だが、愛媛戦では先制した後の時間帯で、だいぶ気の抜けたようなプレーが目立った。昨年あれだけ、勝ち点1の価値、ゴール1つの価値を思い知ったはずなのにな。だからこそ、そうした時間帯でメンバー交代をしてハイテンションを保つのが定石のはずなのだが、なぜか監督は動かず。チーム内はどうなっているのか、気になる。


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 J2とはいえ、いつ以来か分からないほど久し振りの、開幕2連勝。初戦の山原、今回の北川と、今シーズンに賭ける思いが誰よりも強いであろう選手に得点が来たのも、不思議なものである。というわけで、ムードとしては良好なわけだが、サッカーの中身はというと、これがどうにも頼りなく。愛媛は、さすがにJ3を圧勝して昇格してきただけあり、機能的で良いサッカーをするチームで、清水相手にもまったく臆する様子はなく、我々の側がタジタジとさせられる場面も多かった。

 相変わらず、ビルドアップの機能不全が酷い。サイドで詰まる場面が多過ぎる。サイドに運んで、そこで隣のレーンの良い角度に味方がいてサポートできればいいのだが、外レーンだけで運ぼうとするので、相手の守備網に簡単に引っ掛かる。戻すしかない。もっと酷いのは、そこで無理をして変な形で奪われることであり、だいたい清水のピンチはそういう形で生まれる。

 愛媛戦では、蓮川の大胆な持ち出しが観客席のどよめきを呼び、そのあとボールを奪われて悲鳴に変わるということが、2度ほどあった。ドリブルで運ぶのは本人の持ち味らしいが、あれもチームとしてボールの運び方が確立されていないから、個人が無理をして、その無理がピンチに転じたものだろう。ロティーナだったら、あんなプレーは許さないだろう。秋葉さんは放っておくだろうが。

 公式記録によれば、この試合のシュートはわずか9本。それで2得点というのは、効率が良いっちゃあ良いが、今の清水の場合はアタッキングサードまで運べばかなりの確率でビッグチャンスに繋げられるのだから、もっとその回数を増やすべきで、そのためには一にも二にもビルドアップではないか。

 (失礼な言い方になるが)J3上がりの愛媛さん相手に、構成力の完成度の差を見せ付けられたというのは、かなりショックである。昨年とは真逆の開幕2連勝、2試合で勝ち点6という上々の結果にもかかわらず、個人的には不安で一杯だ。


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