エスパルス研究所

清水エスパルスの躍進と新スタジアム建設に向けた考察

 元日に行われた天皇杯の決勝は、絵に描いたような予定調和と言おうか、川崎が美しいパスワークでゲームを支配しながら、鹿島得意のセットプレー2発(コーナー崩れも含む)にやられた。川崎は初タイトルを逃し、鹿島は何と19個目のタイトル獲得だと言う。

 皮肉を言わせてもらえれば、鹿島のホームタウンとして5つの市が挙げられているが、それらの人口を全部足しても、40万人足らずだろう。その40万人が、日本に存在するサッカーのタイトルをこれだけ独占してしまうというのは、なかなか考え物である。

 川崎サポさんたちのSNSを拝見すると、むろんタイトルを逃したことへの落胆を見せながらも、「内容はうちの方が上だった」とか、「楽しいサッカーを作ってくれた風間監督に感謝」とか、「これからがますます楽しみ」とか、意外に前向きな反応が散見される。

 それにしても、サッカーというのは変な競技だと、つくづく思う。たとえば、100メートル走でボルトが負けて、「でも内容はボルトの方が上だった」なんていうことはありえないだろう。浅田真央ちゃんが負けて、「でも真央ちゃんが一番良かった」という話も成り立たない(採点競技だから、一番良かった選手がトップになるはず)。野球でも、「負けたけど内容は上だった」とか、「我々の方が美しかった」なんてことを言ったら、明らかに負け惜しみである。そういうことを言って、何となくもっともらしく響いてしまう唯一のスポーツ競技が、サッカーなのだと思う。

 確かに川崎さんの崩しとかは見事で見応えがあるが、かといってあんなあっさりとセットプレーでやられていたら、タイトルには近付けない。2失点の場面だけでなく、他にも危なかったコーナーのシーンが2つくらいあったわけで、そう考えればV逸は必然と言わざるをえない。むろん一定水準の内容や技術がなければ勝てず、川崎さんはそれをきわめて高いレベルで満たしているが、本当に勝負を分けるのはもっと別の部分にあるということを、今回の天皇杯決勝は改めて思い知らせてくれた。

 それから、川崎さん、清水の関係者として言わせてもらえれば、タイトルというのはとれる時にとっておかないと、その後に待ち受けているのは、恐ろしい反動期であり暗黒時代かもしれないんですよ。確かに、現時点の川崎さんのサッカーは美しく楽しいかもしれないけれど、監督の交代や選手の入れ替わりもあるわけで、輝きというのは永続するものではないのだから。

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 清水0:徳島1

 そんなわけで、年を越しても、まだ2016シーズンの振り返りを続ける。

 このホーム徳島戦は、まさにどん底だった時期の試合。自動昇格なんてとてもイメージできず、「J2とも長い付き合いになるな」なんて思いが頭をもたげた時期だった。こりゃ完全にジェフさんパターンだな、と。

 お互いに、完全に崩したような決定機は少なく、コーナーキックの精度とその守備が勝敗を分けたような試合だった。

 この試合のトピックとしては、61分に福村に代わって枝村が左SBで出場したことか。この時点で小林監督は福村に見切りをつけたということだったのかもしれない。

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 新年明けましておめでとうございます。至らぬブログですが、本年もどうぞよろしくお願いします。

shimizu

 年末に静岡新聞のサイトを眺めていたところ、「清水まちづくり構想着手 新病院と新庁舎が核」という記事があった。ちょっとだけだが、新スタジアムへの言及もあったので、取り上げさせていただく。記事には、「現在は駐車場などが点在する清水駅東側などでサッカースタジアムや複合ビルなど大規模開発の可能性を模索する」とある。上掲の地図も、同じ記事から拝借したものである(スタジアム候補地が具体的にどのあたりなのか、良く分からないが)。

 2017年は、清水がJ1に復帰する年だし、それのみならず、J1が大きく変貌していく、元年のような年になるだろう。言うまでもなく、DAZN(ダゾーン)という外資かつ新メディアに乗っかることによって、Jリーグは経営規模を大きく拡大しようとしている。そして、従来は「どんぐりの背比べ」という様相が強かったリーグにおいて、今後は放映権収入を傾斜配分し、意図的に一握りのビッグクラブを育成する方向に舵を切ろうとしている。現在の趨勢から言えば、浦和、ガンバ、横浜FMといったあたりがその座をうかがっており、また新国立競技場を五輪後に球技専用にしてFC東京の本拠地にとか、果ては鹿島がそこに移転(?!)といったきな臭い話もある。一部のビッククラブと、その他大勢という、容赦ない選別が進んでいく可能性がある。もうJ2上がりのチームが昇格初年度にJ1優勝とか、そういうおとぎ話のようなことはなくなるだろう。

 他方で、日本の財政危機、少子高齢化、地方都市の衰退といった構造的な問題が、いよいよ待ったなしになりそうな、そんな不安もある。上掲の清水のまちづくりに関する記事でも防災対策が主要テーマとして語られているように、南海トラフ地震および津波への対策も急務だし。さらに先の話をすれば、10年後くらいに東京~名古屋間でリニアが開通した時に、ルートから外れた静岡という街は果たしてどのような位置付けになるのかというのも、不透明な要素である(逆に東海道新幹線のダイヤ編成の自由度が増して、静岡にのぞみが止まったり、静岡空港新駅ができるなんていう希望的観測もある)。

 こうした厳しい経済情勢の中で、サッカークラブのエスパルスを支えていくというのは大変ではあるが、願わくば、エスパルスの躍進と新スタジアムの建設が地域の活性化に貢献できるような、そんな未来を皆で築いていきたい。

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 そんなわけで、波乱万丈、色々あった2016年が暮れようとしている。2015シーズンに完膚なきまでに崩壊した清水だったが、経営陣・首脳陣、選手、そしてサポーターの奮闘と団結により、何とか1年でのJ1復帰という目標を成し遂げることができた。

 振り返ってみれば、近年の清水は、「何かを成し遂げる」ということが、ついぞなかったように思う。強いて言えば、2014年のJ1残留は一つの成果達成ではあったが、決して強いとは思えない相手にホーム最終戦でやっとの思いで引き分けての残留であり、あの時の感情は達成感には程遠いものだった。それに比べると、2016シーズンの方が、「成し遂げた」という感覚は、はるかに強い。こんな晴れやかな気持ちで年末年始を迎えられるのも、クラブのお陰であり、そのありがたみを噛み締めているところである。

 2015年のJ2降格は屈辱以外の何物でもなかったが、問題はその教訓や経験を、今後どれだけクラブの発展に活かしていけるかだろう。「落ちるは恥だが役に立つ」、まあむろん1回限りの話だが(笑)、J2降格という苦い経験を糧に、強靭なクラブを作り上げていけるかどうか、すべては自分たちにかかっている。

 最終節徳島戦の余韻冷めやらぬ中で11月下旬に立ち上げた当ブログ、お読みいただきありがとうございました。毎日とは行かないと思いますが、2017年もできるだけ更新していきたいと思います。それでは皆様、良いお年を。

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 岐阜1:清水1 得点者:大前元紀

 移籍の話題が色々と出てますなあ。今のところ、放出の話題の方が多く、やきもきしているサポも多いだろう。しかし、一定の放出はやむをえまい。思い出すのは、2015シーズンのプレシーズンマッチの頃に、スカパーの放送で実況の人が、「清水は選手の頭数はいるんですが、どうも帯に短し襷に長しというか・・・」と口を濁していたことで、結局その不安が的中する形で、2015年に降格の屈辱を味わうこととなったわけである。幸運にも1年でのJ1復帰がなった今、再び「帯に短し襷に長し」の選手ばかり多数抱える過ちは、繰り返してはならない。J1仕様の戦力を整えるためには、実力者の補強が必要であり、そのためにはある程度身を切ることはやむをえまい。サポというのはどうしても既存選手に愛着があるもので、むろんそれは所長とて同じだが、チームの編成に過度な情は禁物だろう。

 さて、年もだいぶ押し迫ってきたが、2016シーズンの振り返りの続き。個人的なことだけど、2016シーズン、所長は参戦したアウェーの戦績が悪かったのよね。2016シーズンで初めて現地観戦したアウェー戦がこの岐阜戦だった。まあ、前の京都戦でアウェーの連勝が止まっていたとはいえ、序盤の清水は敵地で圧倒的に強かったから、景気の良い勝ちゲームが観られるはずだと信じて馳せ参じたのだけれど、開始わずか4分の大前のゴール(清水にとって今季初のセットプレーでの得点)で沸いて以降は、尻すぼみの試合内容。試合終了間際には敵の決定機が続き、「勝ち点1で御の字」という試合になっちゃった。ガックリ来たなあ。まあ、岐阜旅行は楽しかったけれど(笑)。

 もう一つ、今回改めて録画を観てみて思ったのだが、2016シーズンの清水、緑色のチームを相手に思うように勝ち点を伸ばせなかった。何と言ってもTHE緑ことヴェルディ相手に2敗、山雅相手に1敗1分け、そして最終的にはJ3降格危機に陥ることになる岐阜相手に1勝1分けという体たらくだ。どうも緑への苦手意識は、エスパルスの遺伝子レベルに組み込まれている気がする。幸い、2017年のJ1には緑色のチームが1チームもないな。

 今季の清水、システムはずっと同じだったけど、メンバーはかなり変わったよなあ。この岐阜戦も、ボランチ八反田と、キーパー碓井が今季初出場。皮肉にも、八反田のファウルで与えたフリーキックから、碓井が前に出てもボールに触れないというミスを犯し、そこを突かれて岐阜に同点弾を許してしまった。まあ、明白なオフサイドではあったが、J2では審判も、スタジアムも、放送の実況・解説も、やはりすべてが一流とは言い難く(ついでに言えばスタジアム暗かったぞ)、このくらいの誤審は起きても不思議でない。その逆境を跳ね返す力が、この日の清水にはなかったということに尽きる。ちなみに、ミスをした初出場の両名、その後の碓井のプレーは良かったし、八反田も果敢な攻め上がりなどを見せ、決してトータルで悪かった印象はない。

 まあ、長丁場のJ2だから、5月頃になっても、こうやってメンバーを色々試したりできるんだろうなあ。年間34試合しかないJ1はあっという間に終わってしまうから、そうはいくまい。

 あと、この頃の試合を今改めて観ると、福村がフリーキックの場所に立つけれど、結局絶対に蹴らないという場面が多かったことを思い出す。日本代表で本田圭佑が中村俊輔からフーリーキックを無理矢理奪おうとした(しかし結局俊輔は譲らなかった)という有名な話があるが、それぐらい我が強くなければ、トップレベルではとてもやれないよね。福村も、「オレに蹴らせろ」と言って、一回くらい直接フリーキック狙ってみればよかったのに。

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 読んだ人も多いと思うけど、日刊スポーツの下記の記事が面白いので、ご一読をお勧めする。

 名将だけど笑える 清水・小林伸二監督のエピソード

 清水小林伸二監督の面白い素顔パート2

 それで、これらの文章を読んで思ったのだが、小林監督がそんなにおしゃべり好き、お酒好きだったら、球団のファンサービスの一環として、トークディナーショーなんかを開催してくれないだろうか。もちろんそれなりの参加費は払うからさ。ほら、クラブのファンサービスって、どうしても子供向け、若者向けのものが多くなるじゃない。トークディナーショーなんてやってくれたら、大人が楽しめる夜のファンサービスになると思うんだけどな。所長も小林監督と飲みてえよ。

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 28日に東京にて行われた「高円宮杯 第28回全日本ユース(U-15)サッカー選手権大会決勝、清水エスパルスJr.ユースvs北海道コンサドーレ札幌U-15の試合、清水が3:1の逆転勝利を収め、見事優勝を果たした。このチームはこれで今季三冠ということである。所長は、よほど今日応援に行こうかと思ったのだが、さすがに仕事から抜けられず、録画をテレビ観戦した次第。いやぁ、タイトルは良いねえ。札幌に勝っての優勝ということで、何だか子供が親の仇をとってくれたような、そんな気分だ。

 正直言うと、所長は中学生のサッカーの試合をガチで観たのは、これが初めてである。いつも、エスパルスのトップチームの試合を論評しているのと同じ調子で、子供の試合を論評するのは不適切かもしれないが、まあ取りあえず普通に感想を述べさせていただく。

 エスパルスJr.ユース、とても上手かった。技術だけなら、札幌をまったく寄せ付けていなかった。ただし、やはりまだ育成年代であり、ディフェンスラインで危ないボールの持ち方をしたり、気負いすぎからか、余計なファウルをして不要なフリーキックを与えてしまう場面があり、そうして与えた相手のフリーキックから早々と失点してしまい、初めてこの子たちの試合を観る当方は「こりゃ大丈夫か?」と不安になった。しかし、そこからのリカバリーは早く、11分、15分、17分と立て続けにミドルシュートを突き刺して、鮮やかな逆転劇。その後はスコアは動かず、清水が勝利を収めた。3本とも、コンビネーションで崩したというよりは、相手の隙を突いたようなミドルシュートだったので、正直言うと清水の攻めの形がどういうものなのか、この試合だけでは良く分からなかった。後半はだいぶ攻撃が単発になってしまい、また詰めの甘さも目立ち、そのあたりが岩下監督の言うこのチームの甘さなのかもしれない。ただ、守備面では、札幌がミドルシュートに寄せなかったことなどと比べ、ブロックを作って粘り強く守っており、後半は大分押し込まれはしたものの、本当に危ないピンチはそれほどなかった。

 プレーヤーレベルでは、個人的に、2点目を決めた鈴木瑞生君が一番印象に残ったかな。何でも、元々の利き足は右足だが、ポジションをとるために左足を習得したということであり、それであれだけ強く鋭い左足のキックをものにしたのだから、大したものだ。ぜひ大きく成長して清水のトップチームに食い込んでほしいものである。

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 当S研でも投票を呼びかけさせていただいたが、白崎凌兵選手のセレッソ戦でのゴールが、2016年のJ2年間最優秀ゴールに輝いた。白崎君、おめでとう。そして2017年もうちに残ってくれるようで、本当に嬉しく思う。

 ただし、「ベストゴール」というもの、前々から、「定義次第だよなあ」と、個人的に思っていた。よくベストゴールに選ばれるのは、目の覚めるようなスーパーゴールだろう。弾丸ミドルとか、バイシクルシュートとか、強烈な無回転キックとか、そういう派手なゴールが選ばれることが多い。「もう一度やれと言われても、無理」というような、鮮烈な得点は、確かにベストゴールと呼ぶにふさわしいかもしれない。

 もう一つ、試合終了間際の劇的な同点・逆転弾とか、優勝を決定付ける得点とか、そういう「状況ゆえ」のゴールがベストゴールに選定されることもあるだろう。

 今回の白崎のゴールは、上記2点を兼ね備えているがゆえに、「合わせ技一本」のような形で、年間ベストゴールに選ばれたと言えるのではないか。ただ単に「アクロバティックなすごいシュート」とかなら、他にももっとふさわしいゴールがあったような気もする。

 さて、所長にとっての「ベストゴール」とは、どのようなものか。少々へそ曲がりのようだが、所長は、派手さのない、理詰めでとった得点こそ「最良」であり、ベストゴールだと考える。たとえば、2016年の清水で言えば、リーグ戦の大詰め、アウェー讃岐戦の2点目などは(大前が枝村に浮き球でスルーパスを出し、折り返しを中央でどフリーのテセが決めた場面)、ゴラッソでも何でもないが、とるべくしてとった必然のゴールという意味で、ああいうのこそ実はベストゴールではないかと、個人的に思うのである。そういう意味で言えば、「セットプレーのこぼれ球を詰める」という松本得意の得点パターンだって、立派なベストゴール候補だ。

 こういう、とるべくしてとる必然の得点を、どれだけ増やせるか。安定して勝てるチームになれるかは、それにかかっている。むろん、エンターテイメントとしての華のあるベストゴール選出などは、それはそれで楽しめばいい。

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 シーズンオフでヒマなのか、最近のサポさんたちの話題の一つに、ウタカの去就問題がある。「あの得点能力は捨てがたい。J1得点王を放出するのか?」、「いや、小林サッカーに、守備をしないFWは合わない」等、喧喧諤諤の議論が起きている。

 当S研の公式見解を申し上げれば、どちらかというと「要らない」という結論かな。確かに能力はすごいし、キャラクター的にも愛すべき存在である。静岡おでんを好物に挙げる外国人助っ人など、これまで聞いたこともなく、まったく憎めない男だ。

 ただ、所長が2015シーズンに受けた印象では、ウタカは決して1人だけで得点をとってしまうノヴァコヴィッチのようなFWではない。味方がある程度お膳立てをしてあげて、最後の仕上げをするというタイプだと思う。2015年には、むろんウタカはある程度の点はとったが、チームがウタカを助けられず、ウタカもチームを助けられないという、お互いに不幸な結果に終わってしまった。

 一方、清水からウタカを獲得した広島の関係者は、確か、「ウタカは清水さんではカウンター要員のようになって機能していなかったが、パスを繋いで崩すうちのやり方ならもっと生きると思った」というような趣旨のことをおっしゃっていたと記憶する。実際、ウタカは広島にフィットし、周りがウタカを活かす、ウタカも周りを活かすという良い関係性が成立した(特に浅野あたりとのコンビネーションが秀逸だった)。ただ、それでも広島では守備の貢献度が低いことが問題視され、シーズン後半には調子を落としたということもあって、高年俸に見合わないということで見切りをつけたのだろう。

 こうしたことを考えると、「広島で機能したから清水でも活躍できるだろう」、「10点は計算できる」などと早合点すべきではない。残念ながら、計算できるのは失点増の方だろう。ウタカ個人のことをディスる意図はまったくなく、どこか別の新天地で活躍してくれることを祈るばかりだが、とにかく今のうちには合わないということだ。

 そもそも、2016年の清水では、「テセとゲンキは共存できるか?」という問題が、我々を大いに悩ませたのである。これにウタカまでもが加わったら、個人的にはどう整理していいか、見当が付かないというのが本音だ。確かに、J1屈指のスリートップが誕生するかもしれない。メッシ、スアレス、ネイマールのMSNトリオの日本版、名付けてOUT(Omae、Utaka、Tese)トリオといったところか!? まあ、でも、名前からしてアウトだよね。

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 北九州1:清水2 得点者:OG、大前元紀

 諸事情により、試合を取り上げる順番が前後しているが、悪しからず。

 2016シーズンには、良い意味でも、悪い意味でも、ロスタイムのドラマが数多くあった。その最初の「良いロスタイム」がこれであり、河井のクロスから大前のダイビングヘッドで、土壇場で勝ち越し点をもぎとったものだった。天候の優れない中、遠路駆け付けた清水サポさんたちも狂喜したことだろう。

 しかし、J1も厳しいリーグだが、J2も別の意味で厳しいリーグだということを、改めて痛感した。北九州さんは2016シーズンに躍進を遂げ、あわよくば2017年に新スタジアムでJ1デビューするなんて野望を秘めていたと思うのだが、結果的には最下位に終わり、まさかのJ3降格。2015シーズンに田坂監督の下でチームが成熟し、「今年こそはJ2優勝してJ1に復帰だ」と息巻いていた大分さんも、その年にあろうことかJ3降格の憂き目にあっている。選手層の薄いJ2のクラブは、デリケートなバランスの上に成り立っているので、ある年の成績が良くても、1人選手が抜けたりしてバランスが狂うと、次の年に一気に没落ということが起こってしまいがちなのだと思う。ギラヴァンツ、ホーム&アウェーと2試合戦ったけど、そんなに弱いチームという感じは全然しなかったけどねえ。

 まあ、それはそうと、北九州の新スタジアムは、清水にとっても模範になりうるものだと思うから、そのうち何かの機会に拝見にでも行ってみたい。

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