エスパルス研究所

清水エスパルスの躍進と新スタジアム建設に向けた考察

1833

 そんなわけで、3敗目を喫してしまったわけだが、大型連勝をしていたといっても、内容には怪しい部分が多々あり、負けるならこのアウェー横浜あたりかなという予感がしていたのも事実である。それが的中してしまった。

 今季の3敗には共通点があり、アウェーでそこそこ力のあるチームが相手。試合全体で相手にペースを握られ、複数失点し、ほとんど攻撃は機能せず、「惜しい」という気すら起きない完敗。逆に言うと、ギリギリのせめぎ合いの中で、最後に決勝点を奪われ、悔しさが残るという感じの敗戦ではない。まったく勝ち目がなかったので、惜しい、悔しいという感情があまり沸かない。もちろん、その程度の力であるということは嘆かわしいが、まあしょうがない、これが現実だと割り切れる。

 今回の横浜戦、大元のゲームプラン、チーム戦術のところで、敵に優位性があったとしか思えない。サイドの裏に走られ続け、それを修正できなかった。福森のキックが脅威であることは分かり切っていたが、セットプレー対策も万全という感じではなかった。

 「成す術がない」試合が時々あるのは大問題だが、こういう試合もあるので、勝てる時に勝てるだけ勝っておくことが大事だろう。


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53

 「最近はJ2もレベルが上がって、勝つのは簡単ではない」という人が多いが、個人的に疑問に思っている。特に去年と比べてると、明らかに今年の競争のレベルは低いと思う。去年のトップ3がいなくなり、上からは1個しか落ちてこなかったわけだから。

 今回の鹿児島戦、終わってみれば4:0と完勝。しかし、得点シーン以外では、ずっと沈滞した時間が続いたという印象だ。相手のレベルに合わせてしまったというか。4:0なんて、普通であれば、一年に一度あるかないかの快勝のはずなのに、圧倒したという印象がない。

 今季、清水のセットプレーの期待感があまりに低く、そろそろ苦言を呈そうかと思っていたのだけど、今回はなぜかそのセットプレーで3得点。うちの精度が上がったのか、鹿児島の守備が緩かったのか、はたまた風の影響かは分からないが、とにかくウソのように良く決まった。しかし、逆に言うと、この試合、セットプレーの得点がなかったら、流れの中から、こじ開けられただろうかということを、つい考えてしまう。

 ついでに言うと、ブラジルデーだけど、ブラジル人の目立った活躍はなかったなあ。カルリは、さすがという場面がちらほら見られた一方、軽いプレーでミスすることも多いし(ダジャレじゃないよ)。

 なんかこう、とても「首位を快走している」という気分じゃない。


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1823

 日程的には、今季一番苦しいところだった。そこを、かなり大胆に選手とシステムを代えて臨んだわけだが、チームが好調な時はこういうものか、とても上手く行った。まあ、群馬氏の低調さにかなり助けられたとはいえ、危なげなく勝利した。

 昨年までの印象で、「群馬は相手の嫌がることをいやらしく突いてくる」という言説があったが、蓋を開けてみると、正反対だった。たとえば、清水はスローインがど下手なので、マイボールのスローインの時に圧力をかけられると必ずロストするのだけど、今回の群馬ほど自由にスローインをさせてくれる相手は珍しく、本当に助かった。

 審判が下手だったこともあり、自陣でファウルをとられてセットプレーで一発に泣くとか、そういう悪夢もあったわけだが、試合全体で余裕があったので、そんなヒリヒリ感もほとんど感じずに済んだ。

 まあ、何と言っても久し振りに見た西澤の一芸は嬉しかった。タンキはまだまだ?マークが払拭できないが、西澤のゴールに繋がったパスだけは見事だったし、ゴールを決めたようなああいうロビング的なヘッドが得意なのかもしれない。乗っていってほしいものである。

 厳しい谷間の試合で、メンバーとシステムを代えて臨み、結果が出なかったとしても責められなかったが、その試合で勝ち点3と、それ以上のものを手にした感じだ。遠征の皆様、お疲れです。


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1818

 試合開始早々に簡単に2点とれたので、そのあとだいぶ緩み、3点目がとれるまでの長い時間、がっぷり四つの戦いになっちゃったなあ。

 リードできたから、あまり無理をせずに試合をコントロールするというのは、誰でも考えることだが、清水の場合はちょっと消極姿勢を出すと、急に劣勢になり、失点まで行っちゃうというのがなあ。失礼ながら、この試合までの栃木は、11試合で10点しかとれていなかったわけで、そういうチームに失点するのは恥だと思うぞ。

 結果的には、終盤突き放し、満員に近いサポは興奮しただろうから、まあいいか。だけどホント、諸々の課題は、勝っているうちに修正してくれよ。


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0428

 カップ戦というのは、リーグ戦と違う大会であり、メンバーも違うとはいえ、案外カップ戦でBチームがしくじると、悪い空気がAチームにも伝染し、全体が沈滞したりするものだ。その意味で、良いところなく敗れたルヴァンの敗戦を引きずっているのではないかと心配したが、岡山戦に臨んだチームは割と普通だった。もしかして、サポの方が重く受け止めてる?

 それにしても、秋葉清水って、前後半で違うチームのようになることが多いけど、今回の岡山戦もその典型だった。前半はほぼ完璧と思いながら見ていたのだが、後半は守勢に回り、攻撃で色めき立つようなシーンはほぼ無し。相手が後半から奇策を講じて来たならともかく、メンバーもシステムも変わっていないはずで、なぜ急に借りてきた猫みたいになっちゃうのか。ピッチ上の修正能力が売り物の我が軍としては、名折れであろう。

 ただ、後半岡山が攻勢に出ても、本当に危険なシーンというのは数少なく、シュートもほとんど打たせなかった。上手くコントロールはできていたということか。

 というわけで、昨年と異なり、得失点差が1個ずつしか増えないのはもどかしいけど、肝心の勝ち星は重ねている。乾抜きでも点がとれそうな雰囲気にもなってきている。


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1806

 今季、J2リーグ戦で仙台から3得点を奪ったのは、清水が初めて。他方、今季の仙台は最高でも2得点であり、そのチームから2失点するのも、どうかしてる。

 まあ、秋葉清水というのは、そういうチームなのかもしれないな。今回の仙台戦では、前半に押し込んだ時間帯もあったものの、押し気味の展開からはなかなシュートに持ち込めない。

 結局、今回の1点目のようにロングボールから活路を開くか、あるいは2点目のようにハイプレスで奪って一気に敵ゴールに迫るか。ポゼションからフィニッシュに持ち込む形を持っていないチームだけに(乾先生が欠場であればなおさら)、こういうカオス的な試合の方が、勝つ確率は上がるのかもしれない。

 清水のボランチとかディフェンダーが食いついて、それをはがされ、一気に数的不利で大ピンチに陥ったりするのを見ていると、なんでこんなリスクのある戦い方をしているのかと、疑問にも感じる。しかし、落ち着いた試合展開では、仙台のようなチームは崩せず、ロースコアになり、ドローに終わってしまうリスクもある。

 というわけで、完封勝ちできないのはどうもスカっとしないが、こういうリスクを背負った戦い方だからこそ、今季のドローは1回だけで、勝ち負けがはっきりつき、結果として勝ち点を積み上げられているのだろう。


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1496

 こう言っちゃなんだけど、こんな酷いサッカーで、よく首位に立ってるよね。

 最初の10分は楽しかった。「こりゃ今季初の娯楽コースか(笑)」と思った。しかし、序盤相手が上手く試合に入れていないところを突いて、ポンポンと得点を奪ったものの、やはり個人のひらめきによるところが大きく、チームとして再現性のある攻撃だったかというと、やや疑問で。実際、その後は相手が出口を見付け、清水側にとっては食いついてははがされて運ばれ、ゴール前で危険なシーンを作られる連続となった。

 その意味では、自分たちのやりたいサッカーを組織として表現できていたのは、いわきの方ではないかと思うわけである。

 清水のコーナーキック守備、ファーサイドの人口密度が薄すぎて、あそこを狙われたら危ないなと前から思っていたが、やはりいわきさん、あなたたちもそう思いましたか。

 僅差の試合を粘り強くものにできるようなチームになったと褒めるべきか、そういうギリギリの勝ち方しかできなくなったと嘆くべきか。う~む。勝ってりゃ、そのうち内容も伴ってくるのかね。


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1793

 今年の清水の特徴として、今のところ、大量得点で勝った試合がないことが挙げられる。最高で3得点。点差も、2点差が最大。粘り強く勝てるようになったのはいいが、本音を言えば、たまには大勝も見てみたいものである。

 そういう観点から言うと、次節いわき戦は、昨年ホームで9得点、アウェーでも7得点したゲンの良い相手。今季初めて、大量得点でスカッと勝ちたいところだが、どうだろうか?

 結論から言うと、簡単ではないだろう。大勝どころか、勝つだけでも簡単には行くまい。いわきは昨シーズン途中に村主博正監督から田村雄三監督に交代し、かなり現実的な戦い方に変身した。まあ、それでも清水には7点とられて負けたわけだが、今季にかけてチームは成熟しつつあると見る。

 今季のいわきは、前節横浜FCに2点とられたのが最大であり、それ以外は1失点以内に抑えている(上の表参照)。だいぶタイトなチームになった。攻撃面でも、時折見せる大胆なクサビの縦パスが効果的であり、西川潤など個の力もある。

 昨年のイメージでなめてかかったら、痛い目に遭いそうだ。


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1790

 去年と比べ、開幕ダッシュはできたし、チームの方向性みたいなものは定まってきたし、勝負強くはなったような印象ではある。今回の甲府戦のような厳しい試合をものにできるようになったのは、成長を感じなくもない。しかし、全体として、67分に乾を投入するまでは、攻撃面で何もできなかったなという印象だ。

 前の徳島戦も、この甲府戦の67分までも、攻撃面では、ゼ・リカルド時代の悪い頃の清水と全く同じだった。ある程度ボールを持てても、効果的に前進はできない。たまにアタッキングサードに入っても、ボールが来てから「さぁてと、何しようかな。どこが空いてるかな」と考え始める感じで、崩すイメージが全く無いし、増してや共有もされていない。失わないことを優先し、リスクを冒さない。

 その点、やはり乾は違った。ボールが来てから「さぁてと、何しようかな。どこが空いてるかな」と考え始めるのではなく、豊富な経験と普段からの脳トレと広い視野で、敵の急所を突くプレーを瞬時に選択でき、それを実行する技術もある。ジェラの決勝点をアシストした絶妙な折り返しに、それが集約されていた。

 考えてみれば、去年リカルドから秋葉監督に交代して、清水が急に点が取れるようになったのも、前政権では出場機会が少なかったり、出てもサイド起用だった乾を、トップ下起用してはまったからであり、チームとしての攻撃戦術が改善したわけではなかった。その証拠に、乾が出場した試合と欠場した試合では勝率や得点数が段違いであった。

 これは冗談ではなく、本気で言うのだが、秋葉監督やチームメイトたちは自分たちが未熟なのだから、せめて乾にイエローカードが出ることだけは全力で阻止すべきである。今回の甲府戦でも、乾がPKをとってもらえず、「あ、これは本人がレフリーに食ってかかって、イエローもらうやつだな」と瞬時に判断をして、羽交い締めしてでも乾を止めなければならない。誰もそうしようとしないところを見て、ああ去年の教訓が全然生かされていないなと、情けない気持ちになった。


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1786

 今の徳島は、単に成績が低迷しているだけでなく、クラブが組織として崩壊した状態である。前節から間もないこともあり、普通に考えれば、まともなサッカーができるはずはない。しかし、そういう変な状態のチームを相手に取りこぼすのが、これまた清水というチームであり、先方の吉田監督交代をはじめとする内紛は悪いフラグにしか思えず、嫌~な予感を抱いていた清水サポも多かったことだろう。

 蓋を開けてみると、前半こそ、まったく機能しない徳島を相手に、清水が優勢に試合を進めた。しかし、後半になると、先方に変なブーストがかかり、逆に圧倒される展開となった。

 この試合で目立ったのは、今季まったく得点の匂いがしなかった清水のセットプレーが、今回に限ってはチャンスに繋がり、実際にコーナーから先制点を奪ったことだった。ただ、清水のセットプレーの質やスカウティングが改善したのか、それとも徳島のセットプレー守備がお粗末だったのかは、微妙なところである。清水のコーナーキック、フリーキックは非常に多かったので、セットプレーから運良くもう1点くらいとれれば、勝ち切れたかもしれない。逆に言うと、流れの中からは、相変わらずポケットをえぐるような効果的な形はまったく見られず、期待感が低かった。

 個人的には、2点目をとらないと絶対に追い付かれると思いながら後半を観ていたのだけど、秋葉監督は大丈夫だと思ったのかね? 確かにメンツ不足は否めなかったけど、2点目を奪いに行く積極的な交代策は封印。アディショナルタイムに追い付かれ、そこで慌てて北爪とタンキを投入し、中途半端なパワープレーに終始して、結局後半シュートゼロだったというのは、お粗末なベンチワークに思えた。


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