エスパルス研究所

清水エスパルスの躍進と新スタジアム建設に向けた考察

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 昨日、呉越同舟、じゃなかった、篠田監督と大榎GMがSBS静岡新聞社を訪れてシーズン終了の報告を行った、なんてニュースが流れていた(上の画像はスクリーンショットなのでクリックしても再生しません)。腹の中は分からないが、さすがにマスコミの前で不仲を晒し出すようなことはなかったようで、安堵した。

 12月15日 (日)に、『2019応援感謝デーin三保』が開催されるようだ。はっきり言って所長は完全にこの週末も試合があるつもりでいたので、試合ではなく「応援感謝デー」というユル・イベントが開かれるというのは、何だか拍子抜けというか、奇妙な感覚である。

 所長はあまり選手と直接触れ合ったりしたいとは思わないタイプなので、普段だったら、応援感謝デーなどには興味はない。しかし、今年に限っては、スケジュールさえ合えば、出向いてみたいという気持ちがある。監督がこの手のイベントに出席するのかは存じ上げないが、もし監督に会えるのなら、直接感謝の念を(そして、会社の非礼についてのお詫びを)伝えたいという気持ちがあるからである。

 個人的にも、今季の総括は必要だし、来シーズンの監督はゼロベースで最良の人選をすべきだとは思っている。その意味では、GMと同じ考えとも言える。しかし、まずは難しい仕事をやり遂げた篠田監督への最大限の敬意と感謝を表するのが先決だろうと思う。その手順を間違えてはいけない。

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 それにしても今季の清水の残留は、ありえない、奇跡に近いものだったと思うわけである。これまでのJの歴史を見れば、最多失点のチーム、ワースト得失点差のチームは、ことごとく降格してきたからである。

 そのことを確認するために、上掲のような表を作成してみた。J1はチーム数やレギュレーションに変遷があり、過去には1チームだけ入れ替え戦に回っただけのシーズンもあったりしたから、現在と同じ18チーム、シーズン34試合で、降格チームが3ないし2.5になった2005年以降のデータをまとめてみた。青が残留、赤が降格である。

 まず、最多失点のところから見ていくと、最多失点のチームは17位か18位で降格というケースがほとんどであり、これまでの歴史で残留に成功したのは2009年の磐田と2018年の名古屋だけだった。最多失点のチームとしての過去最高順位は2009年磐田の11位であり、今季の清水は12位に終わって、わずかに届かなかった(別にそんなことで張り合わなくてもいいが)。

 そして、得失点差のデータは、よりダイレクトに順位に直結している。ワースト得失点のチームは最下位が定位置であり、従来の歴史では、どんなに頑張っても2007年の広島の16位が最高であった(入れ替え戦で敗れて降格)。2019年の清水が、ワースト得失点差でありながら残留を果たしたのは、もちろん現行レギュレーションでは初の快挙である。それのみならず、12位というそこそこの順位でフィニッシュしたのは、空前絶後と言っていい。勝つ試合は常に1点差で、負ける試合では派手に負けるという今季の清水の大クセが、この珍現象をもたらした。

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 当S研で何度か述べたように、これまで清水からはJ1得点王が一回も出たことがなかった(J2ではテセがなったが)。それどころか、清水のストライカーが得点ランキングのベスト3に入ったことすら、一度もなかったのである。

 そのジンクスを、ようやくドウグラスが打ち破ってくれた。上の表に見るとおり、ドウグラスは2019年の得点ランキングで3位に入ってくれた。

 それにしても、惜しかったと思う。今年の得点王争いは例年になく水準が低く(年間34試合制では史上最低のゴール数による得点王だった)、ドウグラスの能力と、途中までの得点ペースからすれば、充分に得点王を狙えたと思うからだ。第30節の磐田戦から第33節のセレッソ戦まで、それは取りも直さず清水が一番苦しんでいた時期でもあるわけだが、ドウグラスが4試合連続で無得点に終わったのが痛かった。

 おそらく、連戦の疲れがたまって、シーズン終盤にキレを失っていたのではないか。夏以降はほとんどの試合で先発フル出場していたからねえ。2点くらいリードして、70分くらいにドウグラスを引っ込めてもいいような状況をもっと作れるとよかったんだけど、追いかける展開が多かったし、リードするにしても常に1点だったし、ドウグラスがいなくなったら預けどころがなくなるし、互換タイプの選手がいないしで、ドウグラスに出ずっぱりでプレーしてもらうしかなかったのだ。心臓に不安を抱えながら、チームの苦しさを一人で背負い込むような形となり、チームがお膳立てしてドウグラスに気持ちよく点をとってもらうようなことができなかった。

 第34節のドウグラスのスーパーゴール、たぶん本人は、「来週もう1試合やるのはムリ~」と心で叫びながら、最後の力を振り絞ってシュートを打ったんじゃないかな。

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 12月某日。とあるJ1クラブでは、リーグ戦終了を受け、強化部と監督との緊急会談が開催されていた。

 GM お前ら、テープ回してないやろな。

 監督 え?

 代理人 録音されると、まずいことでも?

 GM 当たり前だ。記録が残ったら、オレの得意な後出しジャンケンができなくなっちゃうだろ。

 監督 思い出した。確かGMは前の監督の時にも、「第10節終了時で『勝ち点9』が最低限のノルマだった」とか、後出しで言ってましたね。ま、まさか、せっかく残留を達成したのに、後出しで、私の仕事に、ケチをつけるんですか。

 GM ご名答。はっきり言って、監督のサッカー、嫌いです。守備的で、カウンター一辺倒。

 監督 そんなぁ。だって就任する時、「守備とカウンターを中心とした現実的なサッカーで残留を目指します」って、私はっきり言いましたよね。GMもうなずいてました。

 GM そうだっけ? とにかく、オレはパスを繋ぐ楽しいサッカーが好きなの。

 代理人 GM、そんな理不尽なことばかり言ってると、監督のなり手がなくなりますよ。

 GM そうかもな。そこで、サポの間から沸き起こってくるわけよ。「レジェンド待望論」が。

 監督 「レジェンド」って、まさか…

 GM みなまで言わせるなよ。

 代理人 GMを待望してるサポって、あんまいないと思いますけど。

 GM そうかなあ? この間だって、パチンコ屋で会ったサポに、「ぜひ貴方の再登板を」って、熱心に懇願されたぞ。オレが「OK」って答えたら、嬉しそうに、「ランラランララーン」とか歌って、飛び跳ねてたけどな。

 監督 それ、たぶん隣のサポですよ。

 このエントリーはフィクションで、実在の人物や団体などとは関係ありません。

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 昨日、徳島VS山形のJ2プレーオフ決勝を見逃し視聴しようとしたのだが、またしてもDAZNクオリティ炸裂! 8日に行われた徳島VS山形を視聴したいのに、なぜか動画の頭に、7日の横浜VS東京戦のプレビューを無理矢理ぶっこんで、それを観ないと先に進めないようになっていた(パソコン視聴なら簡単に飛ばせるが、所長はテレビのアプリで観たいので、それだと飛ばせない)。時間泥棒かよ!? 何の地獄なんだ、これは?

 さて、当方としては徳島さんにも山形さんにも利害関係はないが、周知のとおり、うっかりGMさんが来季の監督候補として徳島のロドリゲス監督の名前を挙げたりしたものだから、どうしてもその目線で観てしまう。「清水が早く交渉できるようになるためには、徳島が早く敗退してくれた方がいいのかな」なんて邪念を抱きながら観戦した。

 徳島のサッカーはポゼションに定評があるが、意外に跳ね返したり大きく蹴ったりということもやる時はやるし、ロングパスなんかも使う。ただ、その中心になっているのはヨルディバイスというDFであり、昨年まで長崎にいた彼が加入したことが、今季の徳島躍進の秘訣だったのではないだろうか。したがって、清水としてはロドリゲス監督を引っ張ってくるだけでは駄目で、ヨルディバイスもあわせて獲得できれば即効性が大きいだろう。そして、ロドリゲス徳島は、決定的なスルーパスの形を持っていて、外から角度をつけて入ってくるプレーヤーにスピードのあるスルーパスを供給することでビッグチャンスを作り出す傾向がある(昨日の決勝点もそう)。徳島の試合を観ていると、選手が楽しそうに自信をもってプレーしているのが印象的であり、今の清水とは真逆のチームカラーと言えそうである。まあ、以上は、あくまでも清水の一ファンが来季の夢を膨らませただけの話であり、実際に清水がロドリゲス氏に白羽の矢を立てて交渉するかは不明であり、来季ロドリゲス監督でJ1を戦う気満々の徳島サポの皆様にはご容赦いただきたい。

 運命を決めるのは、次の湘南VS徳島戦。以前、当S研では、清水がプレーオフに回ったら絶望だけど、湘南さんなら難なく勝てるでしょう、だから湘南さんお願いしますというようなことを述べたが、今でもその思いに変わりはない。湘南は、J1終盤に残留を争ったチームの中では、今一番勢いがあり、J1の中堅くらいの力はありそうだ。最終節に勝利を逃したことで精神的なダメージが残っていなければ、難敵徳島とはいえ、湘南有利は動かないだろう。

 それにしても、各方面で批判を呼んでいるようだが、最終節終了後の大榎GMの発言(昨日、当S研でも取り上げたもの)は、関係者への敬意や配慮を欠いたものだったと言わざるをえない。そもそも、当ブログでも何度も指摘してきたように、篠田監督が就任した時点で、「戦術ドウグラスで、なりふり構わず残留する」というのは、チーム、有識者、サポの間で共有されていたコンセンサスのはずである。それがどうにか成就したその時に、「カウンター重視となった戦術に疑問符」を付けられても困るのである。「そういうアンタは、2勝・2分・7敗の状態でシーズン途中にチームを引き継いで、残留させられるのか?」と、各方面からツッコまれるのも、当然であろう。何だか、ちょっと、嵐の予感がしてしまう。

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 基本的には一日一回の更新を原則としている当S研ブログだが、「篠田善之監督、解任か 大榎GM『洗い直す』」という記事を読んで、一言、言いたくなった。

 清水の篠田善之監督(48)が解任される可能性が高まった。試合後、大榎克己GM(54)が報道陣に対応。「(監督人事は)洗い直します。今日の時点では続投と明言できない」と白紙の方針を明かした。

 篠田監督は成績不振で解任されたヨンソン前監督の後を受け、5月にヘッドコーチから昇格。修正点を的確に指示し、前体制で1試合平均1点だった得点を1.48、同失点を2.36から1.87に改善するなど手腕を発揮してきた。ただ、同GMは「戦い方のスタイルを含めて検討する」と説明。カウンター重視となった戦術に疑問符を付けている模様だ。

 解任が正式に決まった場合に備え「5人ぐらい」をリストアップ。Jリーグ関係者によると、F東京などで指揮を執ったランコ・ポポヴィッチ氏(52)に強化部が接触済みで、徳島のリカルド・ロドリゲス監督(45)、優勝した横浜Mのピーター・クラモフスキーヘッドコーチ(41)、松本の反町康治監督(55)も挙がっているという。なお、大榎GMは自身の去就について「自分から身を引くつもりはない」と話した。

 おいおい、当ブログで推した徳島のロドリゲス監督や、反町監督をリストアップするって、まさか大榎GM、このブログ読んでるわけじゃないだろうなあ(笑)。

 まあ、そんなわけはないけど、所長は篠田監督は自分の役割をきっちり果たした功労者だと思うので、「解任」といった文言が飛び交うのは残念である。あの絶望的な状況下で監督を引き受け、まあ素晴らしいサッカーを披露してくれたわけではなかったが、あの当時誰もが考えた「どんな形でもいいから残留を」という目標を、見事に達成してくれたわけである。当S研でずっと示してきた「ヨンソン・篠田別順位表」の最終版を上に掲げるが、当ブログでずっと言い続けてきた「せめて篠田監督自身が五部の星を」という願いは、惜しくもかなえられなかったものの、ほぼそれに準ずる成績を残してくれた。今季序盤、我が軍は最下位の暗闇をさまよっていたわけで、下手な手を打てば、そのまま奈落の底に沈む可能性もあった。それを、目を見張るようなサッカーではなかったにせよ、12位に着地させてくれた篠田監督には、感謝の念しかない。

 もちろん、それは、「ボロボロの状態だったチームをシーズン途中に引き受けて、サッカーの中身はどうあれ、何が何でも残留させる」という特殊任務である。来季、まっさらな状態から新しいチームを作っていく(清水の場合は根本から直さなければならないことが山ほどある)上で、誰が適任かというのは、まったく別の問題である。その新しい任務には、篠田さん以外の別の誰かの方が適しているのではないかというのは、所長も同意見だ。ただ、それは篠田さんが駄目だから「解任」するというのとは筋が違う話であり、むしろ篠田さんは特殊任務を見事にやり遂げた好リリーフだったと位置付けたいものである。

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 清水の選手諸君。そして、清水にかかわるすべての皆様。残留おめでとうございます。

 今回の鳥栖戦でも、サッカーそのもののクオリティが向上したわけではなかった。むしろ、「相変わらずだな」と、何度も苦笑いさせられた。試合のクローズの仕方も、依然としてぎこちないものだったし。

 でも、「急に上手くなるわけがない」というのは、最初から分かっていたこと。鳥栖だって、実力も、状況も、似たり寄ったりだ。だとしたら、どれだけ泥臭く、必死になってやれるか。ホームの声援を、力に変えられるか。それが勝敗を分けるだろうことは、明らかだった。まあ、ハードワークや守備意識というのは、最終節で追い詰められたからやるのではなく、普段から最低限のベースとしてやってほしいものなのだが、こいつらもやればできるということを、ようやく最後の最後で見せてくれた。

 今季途中、篠田監督が就任した時点で、「戦術ドウグラス」を選択し、それがチームにおいても、サポの間でも、コンセンサスとなった。内容が乏しい割に効率的に勝ち点をとれるという意味で現実的ではあったが、シーズンの終盤になってチームとしての底の浅さ、上積みのなさ、そしてドウグラス自身鳴りを潜めたことで、窮地に陥った。しかし、今さら新しい戦い方ができずはずもなく、やり方を貫くしかなかった。そんなシーズンを、ドウグラスの超絶ゴールによって締めくくったというのは、いかにも今季を象徴した勝ち方だった。

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 近年の清水が低迷し、とりわけ今季降格の危機に瀕しているのには、必然的な原因がある。もちろん、その原因は一つではないが、所長が見るところ、一番根本的な問題は、守備の意識や厳しさだと思う。これは、誰でも心がけややる気があればできることであり、戦術とかテクニックといったレベルの話ではない、もっと初歩的な問題である。相手のボールの出どころに激しく寄せる、もしもシュートを打たれたら身を挺してブロックすると、Jの他のチームがどこでもやっていることを、清水はできていない。

 たとえば、セレッソ戦の1失点目。河井に当たってコースが変わって入ったのは、アンラッキーだったと考えたくなる。しかし、河井は立っていただけで(いつもの清水イレブンのように、よけなかっただけマシとも言えるが)、もしも河井がシュートに対してもっと激しく寄せていたら、結果は違ったのではないだろうか。

 相手のクロスに対しても、そう。ワールドカップの時のスウェーデンのように、クロスは上げさせても中で跳ね返すということがキチンとできているのならいい(ヨンソン監督はそういうスウェーデン流をやろうとしていた節もあった)。しかし、DFのクロス対応が弱い清水では、まずクロスの上げ手に激しいプレッシャーをかけて、その精度を狂わす必要がある。

 しかるに、現実には、まさにその部分が甘い。西澤あたりのクロス対応を見ていると、2メートルくらい離れて立っているだけであり、まるで充分な車間距離をとって安全運転に徹するマナーの良いドライバーみたいだ。サッカー守備は、思いっきり幅寄せする、すぐ前に立って相手を追い詰めるという具合に、「煽り」じゃなきゃ駄目なんだよ。

 果たして、本日の鳥栖戦で、尻に火のついた清水イレブンは、心を入れ替えてタイトな守備を見せてくれるだろうか? この期に及んで、惰眠をむさぼり続けるなら、そんな自分たちにふさわしい場所に落ちていくだけの話である。

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 チームはラスト1試合(+α?)に集中すべき時で、来期の体制などについて語るのは時期尚早だが、チーム関係者や選手がこんなブログなど読んでいるはずもないという前提で、今後についての話をさせていただく。

 反町康治というのは面白い指導者で、戦力がやや厳しいチームの指揮ばかり任せられる。Jでは、新潟、湘南、松本を率い、いずれもJ2からJ1には引き上げたものの、戦力格差はいかんともしがたく、J1では一度も一桁順位を達成したことがない。しかし、どう見てもそれは絶対的な戦力不足が原因であり、反町監督はむしろあの手この手で戦力の最大値を引き出している、というイメージがある。

 なので、「もしも反町監督に、充実した戦力を与えたら、どうなるのか?」というのは、前から個人的に興味があった。まあ、「充実」まで行かなくても、J1の平均的な戦力を与えたら、反町監督はどんな結果を出すのか? たとえば、清水くらいの強化費があったとしたら?

 もちろん、もしかしたら、反町監督は「弱者の兵法」にこそ長けた指揮官であり、実は良い戦力の使い方とかは下手なのかもしれない。実際、北京五輪の時には過度に守備的な戦術をとり、本田圭佑らの造反を招いたこともあった。

 松本はJ2降格がすでに確定し、報道によれば、反町監督の退任が濃厚であるという。他方、清水は来季の居場所すらまだ決まっていないが(J1に加えACLを戦う可能性すらある!)、ギリギリ残留するにしろ、降格の憂き目に遭うにしろ、チームの根本的な立て直しは不可避であり、守備組織・規律・ハードワークを信条とする反町氏は、適任に思える。

 反町氏が湘南で監督を務めた2009~2011年に、うちの左伴社長は湘南の常務理事だった(ついでに言えば反町氏は大榎GMの高校の先輩でもある)。左伴社長が反町氏の携帯番号を知らないということはないだろう。すでに社長は電話をかけているだろうか? 反町氏は、「来季オレが率いるチームをJ2に落とすわけにはいかない」と奮い立ち、最終節に全力で湘南をたたいてくれるだろうか(妄想)。

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 セレッソ戦の清水の先制点だけど、あれ、練習通りの形だったのかねえ? DAZNの解説は「あらかじめデザインされていたプレーですね」なんてコメントしてたけど、どう見ても、西澤のコーナーが例によって前で引っ掛かり、そこにたまたま清水の選手がいて、適当に流したらたまたま味方に繋がっただけのように感じたけど。

 さて、目下のところ、清水はJ1の15位。しかし、ここ数試合の内容と結果だけから見れば、J1最弱であることを認めざるを得ない。まあ、それは仕方ないが、問題はプレーオフに回った場合の、J2チームとの力関係である。所長の感覚から言うと、今の清水の力は、J2に換算したら、15位くらいではないかと思う。つまり、プレーオフを勝ち上がって勢いを付けてきたJ2のチームを相手に、苦戦することは必至である。

 実力はJ2の15位くらいの清水だが、サッカーの内容、つまり守備の強度とかビルドアップやポゼションの質とか崩しの形とか、そういうことだけとれば、力はさらに低い。J2の下位か、下手をすればJ3くらいのクオリティしかない。それでも、なぜ今のところJ1の15位にいるかというと、それはチームのオーガナイズとは関係ない、ブラジル人助っ人の属人的能力の賜物に他ならない。つまり、いくら内容がお粗末でも、試合の流れに関係なく、ドウグラスの超絶的な決定力やエウシーニョの変態プレーで点をとれることが時々あるので、そのお陰で一定の勝ち点を積み上げられたに過ぎない。

 プレーオフに回った場合のJ2との試合は、格上に対するチャレンジャーという自覚を持って臨んだ方がいいだろう。先週末のJ2プレーオフも眺めてみたが、徳島が来ても、山形が来ても、おそらく清水は圧倒されることになると思う。

 個人的に、事前の展望では、「山形が来てくれたら一番やりやすいかな」なんて思ってた。というのも、山形の木山監督は、「ミスター引き分け」と呼びたくなるような引き分けの多い指揮官であり(今年はそうでもなかったが)、普段は慎重に戦って勝ち点1でもOKという戦いを特徴としているので、プレーオフでJ1チームは引き分けでも生き残れることを考えると、好都合かななんて思ったのである。

 しかし、大宮と山形のプレーオフ1回戦を観たら、木山監督の指揮がいつになくアグレッシブで、得点を奪った時に派手にガッツポーズするなど、人が変わったようだった。順位が下である山形は、勝ち上がるためには勝利しかないから、そのレギュレーションが木山監督を、そして山形イレブンを豹変させたのだろう。

 鬼気迫るものがあったのは、敗退こそしてしまったが、徳島と戦った甲府も同じだった。不運な退場で1人少なくなっても、ポゼションに定評のある徳島を相手に、ボールを握って攻め続けた。ただ、それを落ち着いてかわした徳島のチーム力も、大したものだった。

 そんなこんなで、もしも清水がプレーオフに回ることになったら、内容でも勢いでも優るJ2チーム相手に、タジタジになってしまいそうだ。なにしろ、うちはJ2の15位なので。

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